南長野運動公園
総合球技場

2015.08.19
スポーツ・エンタテインメント施設スタジアム・競技場(屋外)
ハイバックタイプ
ハイバックタイプ
VIP席
マルチボックス席
ハイバックタイプ
ハイバックタイプ
VIP席
マルチボックス席

施設説明

2015年3月、南長野運動公園総合球技場が竣工しました。こけら落としとしてサッカーJ3・AC長野パルセイロのホーム開幕戦が、5月28日にはなでしこジャパンとイタリア女子代表との国際親善試合が行われました。ホーム開幕戦時の来場者数は、J3史上最多の8,681人。地元の方々からも、街の更なる活性化に先陣を切るだろうと大きな期待が寄せられています。

南長野運動公園総合球技場の歴史

南長野運動公園総合球技場の新築は2002年。1998年の長野冬季オリンピックのメイン会場「長野オリンピックスタジアム」を含む南長野運動公園内の一施設として、完成しました。収容人数は約6600人と小規模な球技場でしたが、ホームチームであるAC長野パルセイロのJ1参入目標を視野に、施設の全面改築を実施。約1年2ヶ月の改修工事を経て、J1基準を満たす約1万5,400人を収容可能な施設へと生まれ変わったのです。

リニューアルされた観客席

ベンチ席だった観客席は、全て背もたれとカップホルダー付きのイス席へ。2階席の設置に加え、メインスタンド、バックスタンド、そして南北のサイドスタンドには屋根が設けられました。他にもテラス席やVIP席など、彩りも鮮やかなシートが揃えられています。

メインスタンドで目を引くのは、ハイバックタイプのシートです。今回の納入に際して新たに開発したこの製品は、従来製品より約15センチも背が高く、よりゆったりと上体を預けることができるようになりました。シートのカラーは、ブルーとホワイトの2色。2階スタンド席に「NAGANO」と文字を刻んでいます。

東西スタンドのコーナーのマルチボックス席には、座が開閉する肘付き2ピースタイプのイスが並びました。グループ観戦にもうってつけです。このマルチボックス席の下のスペースは、テラスデッキ席。イスの設置は無く、最大4人まで入ることができる1テラス単位で販売されています。まるで大相撲の桝席のよう。レジャーシートを敷いて観戦すれば、スタジアムへピクニックに来た気分!

赤い2ピースのシートは、VIP席。背もたれ、座面、肘掛けとスタイリッシュなデザインが特徴的です。肘掛けにはカップホルダーも備え付けました。

居室データ

所在地
388-8002 長野県長野市篠ノ井東福寺320 地図
施主
長野市
設計
竹中・東畑・北信・千広・アーキプラン共同企業体
竣工
2015年3月
席数
15,491
※最大収容人数
関連リンク
  • Minami Nagano Sports Park Website
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