追手門学院大学 茨木総持寺キャンパス アカデミックアーク
教室

2021.07.19
学校教室

施設説明

130年以上の歴史を持つ追手門学院の新たなキャンパス

追手門学院大学の総持寺キャンパスは、学院創立130周年記念事業の一環として整備されました。
空に向かってすっと伸びるような外観が特徴的な校舎は、三角の平面形状をしています。校舎内に足を踏み入れると、中央には三角の形状をした大きな吹き抜けのラウンジ空間「WILホール」が広がり、その周囲をなぞるように各フロアの廊下がぐるりと囲んでいます。壁面本棚が並ぶ廊下には、カウンタテーブルとイスが置かれ、学生は隙間時間を利用して調べ物や課題に取り組むことができます。

機能性と操作性を両立する教室の机イス

各教室は、建物の窓側に配置されています。ドアを開けると、正面の大きな窓から自然光が差し込む気持ちの良い講義空間が広がります。
4階の教室の一部には、茨木安威キャンパスで使用していた2種類のコトブキシーティングの製品を移設しました。
一つ目は、フォールディングテーブルSD−611シリーズと、キャスターチェアPALLEシリーズFC-390の組み合わせです。SD−611シリーズは、ワンタッチでキャスターを出す機構を備えた製品です。備え付けのレバーを握って天板を折りたたむと、レバーと連動した内蔵のキャスターが出現します。キャスターがテーブル全体を持ち上げるため、床を傷つけずに移動することが可能です。また、天板を折りたたんだ状態でスタッキングすることで、コンパクトに収納ができます。
PALLEシリーズのイスは、「聞く」「書く」どちらの姿勢もとりやすい形状です。大きな三次元カーブを描いた樹脂製の背は、身体を優しく包み姿勢をサポートします。座には講義中の集中を保てるよう、耐久性と快適性を両立したパッドを設置しました。脚先はキャスター付きで、座を上げることで水平スタッキングも可能です。テーブルもイスもスタッキングすると、教室内に平土間空間を作り出せます。
二つ目は、シンプルな1人掛けデスクとCON−PALLEシリーズのイスとの組み合わせです。L型脚のデスクは、極力まで厚みを抑えた脚ベースが特徴。出入りの際につま先やヒールが引っかかりにくく、着席・離席動作がスムーズに行えます。持ちやすく軽量なため、配置変えなどの移動も容易にできます。CON−PALLEシリーズのイスは、PALLEシリーズの「聞く」「書く」姿勢のサポートという特長を維持したまま、軽量化や操作性の向上を図り、コンパクトにしたアイテムです。背の上部には手を掛ける穴を設置し、イスの出し入れもしやすくなりました。

機能性と操作性を持ち合わせた製品が、追手門学院生の学びをサポートします。

施設概要

総持寺キャンパスは、‘いつでもどこでも「学びあい 教えあい」「自ら学ぶ」’をコンセプトに造られました。全学部の1年次と、地域創造学部・国際教養学部の学生が通うキャンパスです。
1辺が130メートルの正三角形の平面プランを基調とし、追手門学院の新教育の船出を象徴する逆三角錐の建築デザイン。ラウンジ・廊下・多彩な教室・図書館などさまざまな学生の居場所をつくることで、自主的な学びを生み出し、学生同士の交流も促しています。

居室データ

所在地
567-0013 大阪府茨木市太田東芝町1-1 地図
施主
学校法人追手門学院
オープン
2019年4月
席数
560
※移設した総席数
関連リンク
追手門学院大学 WEBサイト