大空町庁舎1階にある議事堂は、議会開催時は通常の議場として、催し物がある時は、スイッチひとつで小ホールに変身します。議長席と議員席の床が地下に沈み、ステージ用の床が上がり、後方の壁面から移動観覧席が出てきて観客席が設置され、小ホールが完成します。講演会やピアノの発表会などの会場として活用されています。
大空町は、2006年3月、(旧)女満別町と(旧)東藻琴村が合併して誕生しました。大空町発足当初から、(旧)女満別町庁舎を大空町庁舎として使用。
今から20年以上も前に、町民の文化活動とアメニティの向上を図るため、「庁舎の議場を文化ホールとしても利用できるように」と、議場の多機能化を実現した議事堂文化ホール。当初、議場に議場以外の機能をもたせることについて懸念する声もありましたが、「町民が出入りする機会が増えれば町政への関心も高まる」ことに期待して、議場のホールとしての利用も実現させました。町民の憩いの場として、現在も利用されて続けています。
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