函館競馬場

2010.09.11
スポーツ・エンタテインメント施設公営競技施設

施設説明

函館競馬場は、全国に10ヶ所あるJRAの競馬場の中でも一番歴史が古く、現在の場所で100年以上も数々のレースが行われてきました。2008年より行われていた新スタンドの改修工事は2010年5月に完了し、新たな函館競馬場に生まれ変わりました。同年6月、グランドオープン。

この競馬場の最も大きな特徴のひとつは、ロケーションの良さです。
函館空港や函館駅からも近く、地上5階建ての新スタンドの有料指定席からは、津軽海峡を見渡すことができます。
そしてもうひとつは、今回の改修工事における新スタンドの2大コンセプトである「リゾート地の開放感あふれる競馬場」、「人と馬との距離が近い競馬場」が、随所に感じらる競馬場であることです。
建物内の内装デザインには、木々のモチーフを取り入れており、室内には明るい光がふりそそぎます。馬場側の観覧席の周囲には、疾走する競走馬の躍動感が直に味わえる芝生席が設置されていたり、パドックから本馬場入場までの出走場の様子が伺える「はなみち」があったり、他の競馬場よりも馬との距離を近くに感じることができます。
そして、特徴的なのはパドック。隣接した室内の観覧席があり、函館競馬場でレースが開催される時には通常のパドックとして、他の競馬場でレースが開催される時にはパークウインズとして、1年を通じて快適な環境で競馬を楽しむことのできるパドックシートが設置されています。また、歩いている馬を低い位置から見ることができるダッグアウトパドックなど、函館競馬場に来ないと体験できない楽しみが準備されています。 
リニューアルを機に施設内外に遊具も設置され、家族で来ても1日中楽しむことができ、さらに魅力的な競馬場になりました。

居室データ

所在地
042-8585 北海道函館市駒場町12-2 地図
施主
日本中央競馬会
設計
東畑建築事務所、JRAファシリティーズ
オープン
2010年6月
席数
2,396
オーシャンシート:493席、シニアシート:92席、ライブシート:1,253席、パドックシート:558席
関連リンク
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