青森の伝統芸能である「ねぶた」の歴史や魅力を紹介し、1年を通じてねぶたの全てを体験できる「ねぶたの家 ワ・ラッセ」が、2011年1月にJR青森駅から程近いウォーターフロントにオープンしました。施設には、展示スペースのほかにも交流学習室やイベントホールなどがあり、市民が日常的に活用出来るよう、設計されています。施設の外観やインテリアには、ねぶたを象徴する赤が効果的に用いられています。固定席180席を納入したイベントホールも、暗闇の中で美しく力強く浮かび上がるねぶたのように、高級感がありシックなインテリアの中で、イスの赤い張地が印象的な空間となっています。客席は、その時々の状況に応じて収容人数が調整できるフラットなベンチタイプの固定席です。芸能などの公演、各種講座、ミニコンサート、学芸会などのイベントのほかにも、日ごろから市民活動の場としても積極的に利用されています。はやぶさ開業により、新たな観光スポットになった「ワ・ラッセ」。同年5月中旬には来場者が10万人を達成しました。地元の特産品なども紹介され、青森やねぶたを知ることができる場所です。
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