まつもと市民芸術館は、最大客席数1,800席のホールの他、実験劇場、スタジオなどを備えた文化施設です。主ホールは本格的なオペラも上演できるつくりである他、オーケストラとオペラを2本の柱とした日本最大級の音楽祭「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」の主要会場にも選ばれています。
天井は昇降式で、客席数を最小700席に可変する他、反射音を調節することが可能。容積を変化させることによって、演劇やバレエ、クラシック音楽、コンベンションなど、様々な舞台芸術に適した音響空間をつくりあげます。
壁面と客席の色調は、華やかな赤を基調としながら、舞台に向かって徐々に黒味が増すように変化させています。流麗さとともに、劇中ステージへの集中度を高めています。
観覧者の快適性を、人間工学に基づいた繊細な形状と厳選された素材によって追及した、意匠性の高いイスも特徴のひとつです。観覧席の位置に合わせて、前方配置イスと後方配置イスの背の高さや頭部の位置が配慮されており、最適な姿勢を保つことで、快い座り心地を提供しています。
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