同志社大学 今出川キャンパス「良心館」が、同志社中学校移転後の用地を利用し、2012年10月末に竣工しました。本年4月より、京田辺の文系1・2年生を回帰させ、文系学部4学年が勉学に励んでいます。施設の延床面積は約40,000,平方メートル。国際会議に対応した特別教室や一般教室、ゼミ室の他、ラーニングコモンズ、ラウンジ、食堂、教務センター等を備えたキャンパスの核となる施設です。京都市営地下鉄 今出川駅の改札口と地下連絡通路で繋がっており、学生への利便性に寄与しています。コトブキシーティングでは、地下1階から3階までの各教室に、講義机・イスや背テーブルつき講義イスなど、2000席以上を納入しました。今出川キャンパスは同志社英学校が、寺町今出川から移転した1876年以来、138年分の歴史と伝統が刻まれたキャンパスです。キャンパス内には重要文化財に指定された煉瓦つくりの建築物が並んでいます。館名の「良心館」は、同志社の創立者である新島襄氏が記した『同志社大学設立の旨意』の「一国の良心とも謂ふべき人々を養成せん」「所謂る良心を手腕に運用するの人物 を出さんことを勉めたりき」という言葉が由来となっているそうです。同志社建学の精神を館名に掲げた「良心館」、この場所で多くの学生が、新島襄氏の意志を継ぐことでしょう。
この納入事例をストック
一覧へ