都心に近い緑豊なキャンパスで、環境保護意識醸成の教育に取り組む成蹊大学
成蹊大学は、都心に近い緑豊かな吉祥寺のキャンパスで、文系・理系4学部10学科の全学生が学びに取り組む、4年制の大学です。キャンパスの特性を生かし、教職員と学生全員で実践的な活動と環境保護意識醸成の教育に取り組んでいます。
2010年には、全学共通科目である「成蹊教養カリキュラム」を導入。「環境論」「環境と科学」「成蹊環境セミナー」など、環境に関する科目を多く開講してきました。授業のほかにも、美化活動や分煙促進キャンペーン活動など様々な取り組みがあり、その諸活動の中に、施設整備も挙がっています。環境に配慮した新校舎を建てたり、既存校舎を改修したりしながら、環境技術に基づく設備を整えているのです。
5号館の教室をスイングアップする席へリニューアル
今回、机とイスの改修工事が行われた5号館の102教室は、講義形式の授業が多く行われ、映画上映会なども開催されている教室です。
102教室に新しく採用された製品は、講義用机イスSD-331シリーズです。
改修前のイスは、イスの座を手で下ろしてから着席するタイプでしたが、SD-331シリーズは座が体の動きに合わせて滑らかにスイングします。そのため、臀部を座面に合わせて着席動作をするだけで、荷物を抱えたままでもラクに座ることができます。この「スイングアップ機構」は、座の動作範囲がコンパクトに収まるため、「座が動く時に机の天板に当たる」という懸念がなく、天板の大きさを広く設けることができます。今回の改修でも、これまでの席の前後ピッチを引き継ぎながら、天板の奥行が20ミリメートル広くなりました。
また、空席時もイスの座面が正面を向いているため、後ろの席に座る学生の靴が当たってしまったとしても、座面が汚れる心配はありません。掃除の手間を減らし、スクールカラーの紺青色をあしらった教室環境を、常に美しく保っています。