厳しい強度試験に耐えた安心安全なイスが、世界最高クラスの強度と耐久性を誇ります。
不特定多数が使う公共施設などのイスは、家庭用と比べて非常に高い耐久性、安全性が求められます。
コトブキシーティングは、荷重、衝撃、起立などの過酷なテストを繰り返し、どのような使用状況においてもトラブルの少ない、人にやさしいイスづくりを追求しています。
イベントなど長時間座るイスは高い負荷がかかるため、各種の規格を参考に、独自の試験機を用いた過酷な強度確認や燃焼テストを重ねることで、用途や規模に応じて最適な製品の進化を日々重ねています。
強度試験の考え方
コトブキシーティングは製品の安全性・品質・信頼性を確保するために、強度試験を以下の3つの目的に応じて実施しています。また、自社で強度試験設備を保有していることより、開発・評価・品質保証までを一貫して迅速に実施できることがコトブキシーティングの強みです。
①製品を開発する上での強度試験
製品開発段階において、設計の妥当性や安全性の確認や製品仕様を決めるために実施する試験です。材料・重量・厚み・寸法等の異なる条件での比較試験を実施して必要な強度を確保しながらコストとの最適なバランスを追及しています。
他にも弊社基準値を上回る負荷を与える破壊試験を実施することで、製品のウィークポイントを事前に把握し、設計改善や適切な対策につなげています。
②製品を保証する上での強度試験
製品が要求仕様及び品質基準を満たしていることを確認するために実施する試験です。
JIS・ISO・ENなど、国内外の規格を参考にした強度試験を実施し、製品の性能・強度が規定値を満足していることを確認することで、品質保証をしています。
③使用状況に合わせた特別な強度試験
コトブキシーティングは国内外、老若男女問わず多くの方が使用する様々な施設へ家具を提供しています。そのため、標準的な規格試験だけでは評価できない実際の使用環境や使用方法を想定した強度試験を実施しています。
また、製品は最終的に「人」が使用するものであることから、荷重や変位などの定量的な評価だけでなく、操作性や使用感、違和感の有無といった定性的な評価も重要と考えています。実使用に近い条件での評価も行うことで安心して使用できる製品作りに取り組んでいます。
試験方法
背表 静荷重試験

背表の背もたれ部に幅200mmの加圧板を使用して760Nまで加圧する。
肘メモ台 静荷重試験

肘メモ台の上面にφ100mmの加圧板を使用して300Nまで加圧する。
背裏水平 静荷重試験

背裏の上部にφ200mmの加圧板を使用して760Nまで加圧する。
座 衝撃試験

座の着座部に25kgの衝撃体を座面上300mmの高さから10回自然落下させる。
座着座部 静荷重試験

座の着座部に人体を模した加圧板を使用して2,000Nまで加圧する。
座 繰返し収納試験

座を起立状態まで自動収納動作をさせ繰返し100,000回まで行う。
座前部 静荷重試験

座の前部に人体を模した加圧板を使用して2,000Nまで加圧する。
座 繰返し静荷重試験

座の着座部に人体を模した加圧板を使用して950Nで加圧させ繰返し200,000回まで行う。
座 繰返し落下試験

座に35kgの衝撃体を座面上120mmの高さから自然落下させ繰返し30,000回まで行う。
■判定基準 使用上支障のある緩み・破損・欠損が無いこと。
■上記は、標準的な強度・耐久性試験の一例であり、国内外の規格を参考に、燃焼試験、材料試験、耐候性試験などさまざまな試験を行っています。
・JIS S 1203(ISO 7173) 家具-いす及びスツール-強度と耐久性の試験方法
・EN 12727 家具-試験方法と強度と耐久性の要件
・JIS L 1096 織物及び編物の生地試験方法
・JIS A 1415 高分子系建築材料の実験室光源による暴露試験方法
・JIS K 6400 軟質発泡材料-物理特性(クッション用ウレタンフォーム)
・BS5852 布張り座席の燻焼及び燃焼による着火性評価試験