「誰もが使いやすいこと」を目指してきた公共のスタンダード
「コトブキシーティング」は、「優しさの進化形」を生みだしています。
誰もが使いやすいこと、ユニバーサルデザイン。
万能なデザインという意味をもつユニバーサルデザイン(UD)は、年齢や性別、身体的特性の違いを含めて、より多くの人が利用できることを目指して作る(デザインする)という考え方が基本にあります。体を自由に動かすことがむずかしい人々のためのバリアフリーも、現在はUDのひとつと考えられています。コトブキシーティングは、100年という歴史の中で、常にお客様と一体となってさまざまな視点から「誰もが使いやすい」を追求してきました。それは、対話と検証の積み重ねの歴史です。
コトブキシーティングUD思想
基本方針
誰もが ⇒
ラクに使える ⇒
安全に使える ⇒
永く使える
製品開発
取り組み ⇒
UDアイディア ⇒
バリエーション ⇒
UD環境へ
UD条件を、ひとつひとつかなえるコトブキシーティング。
コトブキシーティングは、利用する一人ひとりが、快適を実践できるよう、気づかいや新たな工夫を取り入れて製品づくりにあたります。「誰もが公平に利用できること」「その時その場に合わせてみんなが使えること」「簡単で、使い方がすぐわかること」「もし使い方を間違えても危険ではないこと」「無理な力をかけなくてもいいこと」などを徹底して追求します。コトブキシーティングはこれからも各分野の専門家や産学連携のネットワークを生かして最新情報を柔軟に取り込むと共に、自らのUD基盤を一層強化していきます。
快適な座り心地は、「検証」から導かれる。
コトブキシーティングのUDデザインは、快適への科学データをもとに、幾度もの検証を重ねて具現化されます。右図の「体圧分布データ図」で、コトブキシーティングのイスの優位性が証明されています。体圧分布で示されるように、座部は坐骨周辺を中心として、比較的均等に圧力が分散されています。背部は背面全体で圧力を受けていることが見受けられ、フィット感が高いことが分かります。この体圧分布測定より、お尻を全体的に包み込むように受けており、長時間座ってもお尻が痛くならず、座先端部が腿裏に圧迫感を与えないので、非常に座り心地が良いということがいえます。
※体圧分布はクッション付きの座で計測しています。体格などによる違いがありますので、上記は説明用に様式化しています。
フィッティングのため、モニタリングを強化。
実際に製品を使用しての検証を繰り返し、使った人との対話を深めて、どんな細かな課題も、製品に反映するのがコトブキシーティングの大きな特長です。使う方との対話と検証により課題をクリアし新提案に直結させます。