園児や生徒が楽しく使える電動ステージ幼稚園や保育園、こども園、小学校の発表会が特別なひとときに

自然豊かな長崎県東長崎地区に位置する、矢上幼稚園。2016年3月、園舎が新しくなりました。

入園式や卒園式、発表会などを開催するプレイルームは、普段は園児の体力づくりや室内遊びの場所として利用されています。以前の園舎では造り付けの舞台が備えられていましたが、園舎の新建設にあたって、収納式のステージの導入が検討され、園の職員が国内外の様々な幼稚園を見学して検討を重ねた結果、壁面収納式ステージが採用されました。

ステージを使う主なイベントは、毎月の誕生日会です。皆で歌ったり遊戯をしたりしながら、ステージ上に並んだ主役の園児をお祝いします。新しいステージに求められたのは、このイベントの開催に応じて簡単に展開・収納ができることはもちろん、園児が昇り降りしやすく安全な高さであることでした。

導入したステージの高さは40cm。以前よりも1段低いこのステージ高は、1段高いところにいる特別な雰囲気を生み出しながらも、フロアにいる友達との一体感をも創出する、園児にとって絶妙な高さです。また、日常の「朝の会」などで先生が園児に話をする場面では、このステージを使うことはありません。「園児だけが使えるステージ」を演出することによって、壇上の園児が主役になれる仕掛けを施しています。

ステージ展開イメージ

2015年4月、0歳から小学校就学前までの一貫した教育及び保育を行う幼保連携型認定こども園となった湊つばさ幼稚園。2017年10月、建物の老朽化に伴う増築を行い、新しい園舎がオープンしました。

走り回ることのできる広々とした遊戯室は、子どもたちにとって格好の遊び場。式典の会場にもなりますが、普段は体操指導やダンス指導の場に使われています。

以前の園舎で使っていたステージは移動式タイプでした。必要なタイミングに応じて倉庫からステージを運び出していたため、設営や片付けは、女性の職員が多い湊つばさ幼稚園では大変な力仕事。年に数回の式典で使うのが精一杯という状況でしたが、発表会や誕生日会など、イベントに応じてもっと気軽に使えるステージを探して、電動操作の収納式ステージに決まりました。

今は使いたい時に、スイッチひとつで展開し、すぐに収納もできるため、時間も体力も奪われることなく、スムーズな運営が可能になりました。

ステージ展開イメージ