多くの国民的スポーツ選手を輩出してきた、宮城県の伝統校・東北高等学校。2017年4月、待望の新しい校舎の使用を開始しました。53年にわたって同校のシンボル的存在であった小松島キャンパスの本館が、中央校舎として生まれ変わりました。
中央校舎には、図書館機能を備えたメディアセンター、多目的ラウンジ、PC教室、自習機能を持つセミナー教室などが配置され、生徒の多様な活動に対応できます。2021年度の大学入試改革を見据え、アクティブ・ラーニングを取り入れた授業や、授業外学習を促す学習環境の一つとして整備された施設です。
コトブキシーティングは、3階の多目的ホールに電動式移動観覧席を納入しました。
多目的ホールは、普段はスライディングウォールで仕切られ、三つの教室として授業に利用されます。各教室の席数は、80席の電動式移動観覧席とスタッキングチェアを組み合わせ、110席。電動式移動観覧席のイスには、筆記に便利な肘メモ台を備え付けました。
スライディングウォールを収納すると330席の大教室となり、学年集会やガイダンス、学校説明会などに活用できます。さらに、電動式移動観覧席とスタッキングチェアを収納するとフラットな広い空間ができ、壁面に造りつけられた鏡を使って、チアリーディング等の部活動ができるスペースになります。
様々な授業形態に対応するだけでなく、課外活動にも使えるように設計された多目的ホール。そして新しい学習環境を整えた中央校舎は、建学の精神にうたわれている「人づくり」に大きく寄与するものと期待されています。
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