大村市市民交流プラザ「プラザおおむら」
ホール

2014年11月8日、長崎県大村市に、市民交流プラザ「プラザおおむら」 がオープンしました。「大村市中心市街地活性化基本計画」に基づいて、地域コミュニティの再生や、街の賑わいの創出を目的として設置された施設です。施設内には、談話を楽しめるコミュニティールームや、キッチンスタジオを始め、ホール、音楽練習室、展示スペースを兼ねたラウンジなど、地域住民ニーズも最大限に取り入れた、市民のための豊富な交流スペースが用意されています。
コトブキシーティングでは、2・3階のホールに136席を納入しました。小さくまとまったコンパクトなホールながら、落ち着いたダークブラウンの木目とイスの赤い張地が、品格の漂う贅沢なホール空間を生み出しています。イスは、木の質感と柔らかな曲線が重厚さを感じさせる「コンチェルト」。写真からでもご覧いただける、ボリューム感溢れるクッションと、曲線を描いた厚みのある背板。劇場イスらしい風格を漂わせる客席ですが、実は、収納・展開が可能な移動観覧席（ロールバックチェアースタンド）。そして移動観覧席でありながら、固定式の劇場イスと同様の品質を装備した「THEATRE+（シアターモア） プレミアム」タイプです。
イスの座には波形スプリングを内蔵、他の移動観覧席のイスとは一線を画す、究極の快適性を実現しました。収納・展開が可能な仮設式の客席と言うと、座り心地の物足りなさや、客席内を歩いた時の振動など、不安な点がいくつも上げられますが「THEATRE+（シアターモア） プレミアム」はそれらの問題を一掃しました。仮設感のない客席でありながら、収納・展開により空間の多目的活用も実現する、新しい客席空間を提供します。市民の交流拠点として注目を浴びる市民交流プラザ「プラザおおむら」。多種多様なイベントに対応する新たなホールの形に、期待が寄せられます。