空間の可能性を引き出す、
移動観覧席
「スペースをより多目的に」というコンセプトで開発した移動観覧席(ロールバックチェアースタンド)。観覧席を折りたたんで壁面に収納することで、固定イスによる観覧席の施設ではできなかった、多様な空間活用を可能にします。さらに、観覧席全体が移動するタイプでは、観覧席のレイアウトを催しごとに自在に変化させることが可能になり、本格的な劇場仕様からスポーツ観戦まで、用途や規模に応じて最適な観覧環境を創出します。
1958年の手動式移動観覧席(ロールバックスタンド)開発から60年。国内初の電動式移動観覧席(ロールバックチェアースタンド)開発から40年。常に次代を捉える視点をもち、誰でも操作が可能な機能と安全性、固定イスに劣らぬ安定感を追求しながら進化してきました。国内外で認められた機能と品質で、劇場、ホール、学校、スポーツ施設など、多様な施設に導入されています。
スペースを多目的に活用

講演会・式典・演劇・コンサート・スポーツなど、用途に合わせた観覧席を安全かつ短時間で創出します。

収納時は壁面と一体化する外観で、パーティや展示会、避難所など、広いスペースを有効に活用できます。
ランニングコストを低減
電動式はリモートスイッチ一つでスピーディに展開・収納。少ない電力で動作するので、コストパフォーマンスに優れます。
- 展開時間
約3.5分
- 動作スピード
3.6m/分
- ランニングコスト
4円/回
※ 壁面収納式 10段 200席の場合(着脱部分の設置を除く)
国内初の電動式開発から、1,800件以上の実績
国内初の電動式移動観覧席納入から40年。改良を重ねながら、これまでに1,800件以上を納入。これからもさらなる発展を続けていきます。
国内における納入割合(2023年12月末現在)

- 納入件数
1,838件
- 納入席数
556,982席
安心のメンテナンス&サポート体制で運用も万全
30年以上の長期にわたり、メンテナンスサービスを継続します。納入から30年を経過したロールバックチェアースタンドは、現在でも正常に稼働しています。製品の保証期間は納入後1年間です。以後は保守点検制度のご契約をお薦めします。利用頻度・席数により変わりますが、概ね1年につき1〜2回の定期点検・整備を行い、機能を保全。不具合を未然に防ぎます。
安心の保守点検制度
製品設置 |
保証期間は納入後1年です。 |
契約の締結 |
保守点検に要する費用の見積を提出。ご承認後、契約書を発行します。 |
点検の実施 |
可動部への注油や締結部に緩みがないかを確認します。 |
点検の報告 |
点検結果のご報告をいたします。納入物件カルテを作成し、緊急時にスムーズに対応します。 |
補修・部品の交換 |
必要に応じて補修・部品の交換を有償にて行います。 |
年中無休の電話サポート
専用電話窓口にて365日24時間、緊急時のお問い合わせを受付。電話で解決しない場合は速やかに専任者がお伺いして、対応します。
- 専用電話で緊急対応
365日24時間
- 問題解決率
100%
地震での転倒・倒壊の
事故数ゼロ。安全性に自信
大規模地震災害における転倒・倒壊事例件数
0件
地震大国である日本のメーカーの責任として、移動観覧席は厳しい安全基準と徹底した耐久テストにより、世界最高クラスの強度と耐久性を備えています。各種の構造解析によって安全性を検証したトラス構造による段床を前後に連結させ、安定した展開収納動作を実現しました。
これまで、大規模地震災害における転倒・倒壊の事例は1件もなく、高い安全性が保証されています。2018年には、今後予想される大規模地震に備え、安全性を「せん断力係数0.4」へ上げ、安全性を強化しました。
豊富な色、張地や柄にこだわってブランドを演出
最大50色のカラーバリエーション。単色でスッキリまとめることも、多色配列やグラデーション効果でアクセントをつけることも。さらに、張地や柄をカスタマイズして、こだわりのブランド演出も可能です。
※イスにより利用可能な色や張地の種類、数が変わります。
くれ絆ホール
八丈町庁舎
多目的ホール「おじゃれ」
EX THEATER ROPPONGI
明治大学付属
中野中学・高等学校
第二体育館兼講堂
用途やレイアウトに合わせて選べる2つのタイプ

Rollback Chair Stand
RCS
階段状の客席を電動・フルオートで収納・展開
劇場からアリーナまで幅広く対応する移動観覧席
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Retractable Seating Platform
RSP
階段状の客席をセミオートまたは手動で収納・展開
アリーナや体育館を中心に活躍
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