背もたれと座に張地をたっぷり使ったスタッキングチェアは、メインの客席とスムーズにマッチ
メインとなる階段状の客席の前に並べることでイベントに応じた席数の調整を図ったり、補助席としてサイドのバルコニーエリアに並べたり、メインの客席+αの活用も多く見込まれるのが、スタッキングチェアの特徴であり、利便性の評価ポイントでもあります。
パイプイスや会議室で活躍するオフィス用チェアを並べるケースもありますが、メインの客席とかけ離れたイスの場合、着席するお客さまが「あっちの席が良かったな」と少し残念な気持ちを抱く可能性も。
イス選びの際に僅かな気遣いをするだけで、補助席・追加席が客席全体のイメージを壊さないよう、そして何よりお客さま一人一人に快適な環境で最大限に楽しんでいただけるよう、劇場を演出することができるのです。
ポイントは、メインの客席と張地を揃えること。背と座の両方を張り包んだスタッキングチェアは、より空間に馴染みやすく、前に置いても横に置いても違和感なく溶け込みます。メインの客席に木が多く使われている場合は、木と張地を組み合わせたスタッキングチェアでも、もちろんマッチします。
FC-310は、背と座は裏にも表にもたっぷりと張地が使われています。脚部のスチールは黒色のため、金物感が目立つことなく、木のふちどりが印象的なメインの客席と並んでも統一感があります。
FC-3232とTS-1212は、見た目のデザインも「劇場イスらしさ」にこだわって開発したスタッキングチェアのため、張地だけでなくフォルムも合わせたい場合にオススメです。
FC-326は、劇場向けのスタッキングチェアの中でも、改良を重ねながらロングセラー品として人気のあるイスです。特筆すべきポイントは、背と座を張り包み且つ跳ね上げ式の座を持つスタッキングチェアでありながら、やや小ぶりなサイズ感。座が自動起立するスタッキングチェアを省スペースに導入したい空間において、真価を発揮します。「安定感もあり背もあるのですっぽり包まれるようで座り心地がいい(30代女性)」と座り心地も評価いただきました。