明治学院高等学校
ホームルーム教室/展開教室

2023.10.23
教室

施設説明

歴史あるキャンパスに誕生した待望の新校舎

日本で最も歴史のあるキリスト教主義の学校であり、明治学院大学とキャンパスを同じくする明治学院高等学校。学院の敷地内には貴重な文化財である明治学院記念館や宣教師館、礼拝堂が並び、いまも利用されています。伝統と風格が息づく白金キャンパスは、地域のシンボルとして生徒・学生や地域住民に長年親しまれてきました。
2022年7月、明治学院高等学校に待望の新校舎が竣工しました。レンガ積みの外観が美しい建物で、どのホームルーム教室からも学院の象徴である礼拝堂が見えるように設計されています。

堅牢性と使い勝手に優れたスクールセット

新校舎は、2~4階に教室が並んでいます。24のホームルーム教室、10の展開教室で構成された34の教室には、すべてコトブキシーティングの机とイスが導入されました。
机「SD-265」は、シンプルな構造ながら強度・耐久性に優れています。メッシュ状の棚は視認性も高いため、席を移動する際に忘れ物に気づきやすいというメリットもあります。
イスは、スタッキングチェアの「コンパレ」FC-890シリーズが選ばれました。コンパクトながら座面の奥行きが広いため、授業中の書く姿勢・聞く姿勢のどちらも楽に保つことができます。樹脂製の背もたれには手掛け穴が設けられており、イスを引く動作や持ち運びがしやすい構造になっています。4.6kgと軽量で、レイアウト変更が多いアクティブラーニング型の授業にも対応しやすいイスです。
各フロアにつくられた「展開教室」にも、同じ机・イスのセットが導入されました。展開教室は、教室の後方に可動式の壁が設置されています。壁を隔てた向こう側はラウンジになっており、この壁を開放することで、組み合わせて空間を使うことができます。前方の教室だけで授業を行うのではなく、授業の内容によって場所を移動できる、新しい学修スタイルです。

今回納入された「SD-265」と「コンパレ」のセットは、新校舎建設の計画が立ち上がった10年ほど前、旧校舎の1教室に納められました。これまでにその使い勝手や堅牢性が評価され、新しい教室の生徒用机・イスとして改めて同じ製品が選ばれたのです。
学校生活に永く寄り添えるスクールセットとして、新校舎でも日々活用されています。

施設概要

明治学院は、日本で最も古いキリスト教主義の学校です。1863年、日本に宣教医としてやってきたJ.C.ヘボン博士が、横浜に英学塾「ヘボン塾」を開いたことから、その歴史が始まりました。
「明治学院高等学校」は明治から昭和前期の普通学部および中学部の流れを汲み、1948年に新制高等学校として発足しました。キリスト教に基づいた教育を建学の精神としており、教育目標として「一人ひとりを大切にする教育」、「他者を思いやる心」、「自主と自律」を掲げています。
2年弱の工事期間を経て2022年7月に竣工した高等学校の新校舎は、生徒が個人やグループで落ち着いて学習できる設備を備えています。一学年が一同に会して礼拝や集会ができる礼拝ホールをはじめ、図書館・情報科室・進路指導コーナー・国際交流ラウンジの4機能を一体化させた学修空間であるラーニングセンター、各教科教室が設けられました。そのほか、コミュニケーションを促す場として全フロアに設置されたラウンジや、温水プールや柔剣道場を有する3層構造の体育館、テニスコートを含む人工芝グラウンドなどの施設も充実しています。

居室データ

所在地
108-0071 東京都港区白金台1-2-37 地図
施主
学校法人明治学院
竣工
2022年7月
席数
1,320
関連リンク
明治学院高等学校 WEBサイト