摂南大学 枚方キャンパス 8号館(農学部棟)
大教室・中教室

2021.07.26
学校教室
大教室(8210教室)
中教室(8305教室)
大教室(8210教室)
中教室(8305教室)

施設説明

広大なキャンパスに新設された摂南大学の農学部棟

2020年4月、摂南大学に大阪府内では初めてとなる農学部が誕生しました。
広大な枚方キャンパスの一角に新設された農学部棟は3階建てです。2階と3階には、小教室から大教室まで20以上の教室や実習室が並びます。
コトブキシーティングは、これらの教室に固定式と可動式の机イスを納入しました。

スイングアップ機構を備えた机イスで双方向型講義にも対応

大教室と中教室には、双方向型講義に対応すべく、機動性に優れた固定式の机イスが採用されました。今後増えていく学生と教員の対話が中心となる双方向型の講義スタイルは、講義中に学生が起立して発言することも想定されます。そのため、その場でのスムーズな立ち座りが可能で、出入りがしやすい机イスが求められました。
そこで選ばれたのが、「座スイングアップ式講義机イスSD-331シリーズ」です。既に寝屋川キャンパスにも同シリーズの机イスが採用されており、教員や学生から使い勝手が好評だったことも製品選定の決め手となりました。

SD-331シリーズの特長は、離着席の動作に合わせて緩やかに座が動く、コトブキシーティング独自の「スイングアップ機構」。一般的な「跳ね上げ式」の座と比較して、座る学生の腿の周囲を広く取ることができるため、スムーズな離着席が可能です。

座るためにイスの座を手で下ろす必要がなく、荷物を抱えたままでも臀部を座面に合わせてスライドすることで、楽に座ることができます。起立時も素早い動作が可能で、講義中の発言もテンポよく行えます。空席時はイスの座面が正面を向いているため、後ろの席に座る学生の靴が当たってしまったとしても、座面が汚れる心配はありません。

また、この機構により、座が効率的に作動し机に干渉しないため、天板を広く確保できます。講義中、資料を置いたり筆記したりと広いスペースが必要な学生にとって、嬉しいポイントです。

身体にフィットする快適なイスが学習姿勢をサポート

合成樹脂製のイスの背は、背中にフィットする三次元曲面で、正しい「聞く」「書く」姿勢をサポートします。
座には、高耐久性立体メッシュのパッドを付けました。通気性がよいため、長時間の着座でも蒸れることなく快適に過ごすことができます。

また、車イスの学生もそのまま受講できるよう、一部の席に可動式のスタッキングチェア「コンパレシリーズ」を採用しています。必要に応じてイスを撤去することで、車イス席として利用することが可能です。

ネイビーやグリーンの明るいカラーで統一したイスの張地が、学びの場にふさわしい、さわやかな教室空間を創り上げています。

スムーズな離着席が可能な固定式机イスの導入により、充実した双方向型講義の実現を目指した大教室・中教室。学生の集中力を高め、より一層の学習意欲向上に繋がることが期待されています。

施設概要

摂南大学農学部は、食と農に関わる一連のプロセスを体系的に学び、広い視野と実践的な知識・技能を身につける教育・研究を行っています。
「いつでもどこでも学びあえる」「自然を感じる」などをテーマにつくられた校舎は、竹をイメージしたスタイリッシュな外観と温かみのある木目調の内装で学生を迎え入れます。
約500人を収容できる8210教室(大教室)には、寝屋川キャンパスの教室と中継をつなぎ、遠隔授業が行えるシステムも備えました。教室のほかに、温度・湿度を制御できる植物培養室や、最新の調理機で実践的に学ぶことができる給食経営管理実習室など、充実した学びの環境が整っています。

居室データ

所在地
573-0101 大阪府枚方市長尾峠町45-1 地図
施主
学校法人常翔学園
オープン
2020年4月
席数
1,537
※全8室の合計(固定式) スタッキングチェアを含む
関連リンク
摂南大学農学部 WEBサイト