アップリンク京都

2021.06.03
映画館
スクリーン1
スクリーン1
スクリーン2
スクリーン2
スクリーン3
スクリーン3
スクリーン4
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スクリーン4
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施設説明

関西初のミニシアター・コンプレックス「アップリンク京都」

映画を観る体験を特別なものにする映画館「アップリンク」。2020年6月、関西初進出となるミニシアター・コンプレックス「アップリンク京都」がオープンしました。
デザインコンセプトの異なる4スクリーンには、それぞれ、キネット・ギャレイ・ルネッサンス株式会社(以下キネット・ギャレイ)のイスを導入しました。2018年にオープンした、アップリンク吉祥寺と同じメーカーのイスです。ミニシアターブームが沸き起こった80年代の映画館を彷彿とさせるキネット・ギャレイのイス。ふわりと身体を包み込むような座り心地で、程よいやわらかさのウレタンフォームが体圧を分散させ、快適な鑑賞時間を過ごすことができると評判です。

コンセプトに合わせ、インテリアの一部としてデザインされたイス

スクリーンの内装は、それぞれが独自のコンセプトに基づいてデザインされています。スクリーンごとに異なるイスも、デザインの一部として空間に華を添えています。

スクリーン1のコンセプトは「RED」。イスの背と座をビビッドな赤いレザーで貼り包み、肘当てはブラックでモダンな印象に仕立てました。レザーの色に合わせて赤く塗られた後方の壁面が、空間を鮮やかに彩ります。
スクリーン2は「RAINBOW」。空色の壁面を背景に、虹をイメージしたカラフルな張地のイスを配置しました。空中遊泳しているかのような、軽やかさを感じる空間です。虹を想起させる背もたれ上部のアーチ形状が、ポップな印象を添えています。
スクリーン3は「MATCHA」。京都らしい和のテイストを取り入れた内装です。イスの背もたれと座を抹茶に見立て、肘当てには小豆の色を取り入れることで、宇治金時をイメージ。壁面の文様と呼応し、絶妙な「和」の雰囲気を演出しています。
スクリーン4は「STRIPE」。床のカーペットと合わせ、イスの背もたれ・座・肘当て全てのパーツを多色づかいのストライプ柄の張地で包み、スタイリッシュな客席に仕上げました。壁面にはウィリアム・モリスの「いちご泥棒」の壁紙を採用。まるで誰かの部屋に入り込んだかのような、優雅で遊び心のある空間です。

快適な鑑賞のために施されたイスへの工夫

アップリンク京都の客席は、見た目の華やかさだけではなく、より映画を楽しんでいただくための工夫も随所に施されています。
2列目との段差が少ないため、最前列のイスは座面の高さを低く設定しました。後方の観客が観やすくなるだけでなく、座面が低いことで足を伸ばして鑑賞することができ、まるで家で観ているかのように寛いだ時間を過ごすことができます。

肘当ての先端に取り付けられたカップホルダーは深さのあるものを採用し、ドリンクを置いた時の安定感を保ちます。また、背もたれの裏側には荷物掛け用のフックと傘立てを取り付け、機能性を高めました。

ミニシアターならではの、個性を活かした空間づくりが魅力のアップリンク。日本文化の源泉が息づいている京都で、映画鑑賞の新たなスタイルを提案しています。

施設概要

アップリンク京都は、新たな映画文化を届けるミニシアター・コンプレックスです。
それぞれのスクリーンには、国内屈指の音響メーカーがアップリンクのために開発した究極の平面スピーカーが導入され、迫力ある映画鑑賞が楽しめます。
スクリーンのほかにギャラリーも併せ持ち、サードプレース(家と職場の間の第3の居場所)として映画や文化、アートを楽しめる場所として、新たなコミュニティを築いていくことが期待されています。

居室データ

所在地
604-8172 京都府京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2 新風館 地下1階 地図
施主
有限会社アップリンク
オープン
2020年6月
席数
214
※総席数
関連リンク
アップリンク京都 WEBサイト

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