アイデンティみらい・みらい平グランド

2021.05.27
スポーツ・エンタテインメント施設スタジアム・競技場(屋外)

施設説明

アイデンティみらいのホームグランドに観客席を設置

「アイデンティみらい」は、茨城県つくばみらい市に本拠地を置く、社会人サッカークラブです。Jリーグ加盟を目指して精力的な活動を続け、2009年につくばみらい市に拠点を構えました。以来、地域のスポーツ・文化の中心となるクラブチームとして、たくさんの地域住民に愛されています。
アイデンティみらいのホームグランドは、市内にある「みらい平グランド」。専用の観客席が無いため、試合の時はコートと選手用駐車場の間に観戦スペースを設けています。ファンはアウトドア用のイスを持ち込んだり、車の荷台に腰掛けたりして試合を観戦していましたが、ずっと立ったままの観客もいたことから、観覧席の導入を検討。2021年3月、ファン待望の専用観客席が導入されました。
さまざまな検討を重ねて導入したのは、スムーズに移動ができる、ポータブルタイプの観客席「アクティブスタンド」です。

使いやすく観やすい、ポータブルタイプの観覧席「アクティブスタンド」

屋外用観覧席・アクティブスタンドは、使いやすさを追求した三つの特長を備えています。
一つ目は、移動式ということ。主な構造部材を、耐久性と対候性を備えたアルミニウムにすることで、軽量と動かしやすさを実現しました。芝生や平らな場所では大人二人で、砂利道などでも大人四人程度でスムーズに動かすことができます。移動がしやすいため、催しに合わせた観客席レイアウトをすばやくつくり出すことができます。
二つ目は、階段状の客席であること。段差によって、前に座っている人の頭部に視界を遮られることなく観戦することができます。
三つ目は、ベンチタイプの座面であること。席が仕切られていないため、観客同士が適度な距離感を保つことや、親子でくっついて座ることができます。座る以外にも、ちょっとした荷物の置き場所としても活用できます。さまざまな使い方ができるのは、ベンチならではの利点です。

「観る」環境の整備でサッカーの魅力を伝える

アクティブスタンドの導入後、初めて行われた試合には、多くのファンが応援に駆けつけました。
ホーム側に3台、アウェー側に1台設置されたアクティブスタンドは、あっという間に満席に。目の前で繰り広げられる試合を階段状の観客席で観ることで、いつもより迫力を感じたというファンの声も聞こえました。
「観る」環境を整えることによって、より多くのファンがサッカーを楽しめるようになりました。ファンの声援が増え、アイデンティみらいのチーム力強化やリーグ昇格に繋がることが期待されます。

施設概要

茨城県つくばみらい市にある「みらい平グランド」は、人工芝のサッカーコートです。アイデンティみらいの練習や試合のほか、ジュニア向けのサッカースクールなど、さまざまなスポーツやカルチャーイベントが行なわれています。

動画

居室データ

所在地
300-2353 茨城県つくばみらい市小張3983-1 地図
施主
有限会社エルフスポーツクラブ
納入
2021年3月
席数
96
※4台の総数
関連リンク
アイデンティみらいオフィシャルサイト