名古屋工業大学 講堂「NITech Hall」
多目的ホール

2016.11.16
学校講堂・多目的ホール

施設説明

「科学技術で未来社会を創るという高い志を育む教育」を理念として掲げる、名古屋工業大学。2016年6月、新講堂「NITech Hall(ナイテック・ホール)」が竣工しました。「NITech」とは名古屋工業大学の英語名Nagoya Institute of Technologyの略称。読みの響きもよく、在学生・卒業生ともに馴染み深く伝わりやすいこの名称は、学内の公募を経て決まりました。名古屋工業大学の名前を広くPRする施設にふさわしいと、学内外から注目を集めています。
コトブキシーティングでは、1階の多目的ホールに移動観覧席286席を納入しました。ボタンを押すだけで壁面に収納されたイスを階段状に展開できる電動の移動観覧席は、フレキシブルな空間利用に適しています。階段状の客席や、平土間のフラットなスペースなど、発表の内容や形式に応じた会場づくりができます。イスは2色に張り分けられ、前方に設置するスタッキングチェアと合わせると、グラデーション仕様に。肘には、筆記用の収納式メモ台も装備しました。
通常の移動観覧席の場合、客席の後列に出入り口が設けられることが少ないのが現状ですが、今回は後列からでも出入りのできる階段を設置。この階段によって、ステージ上でイベントが行われている最中にも、客席に座っている人の視界を遮ることなく出入りができます。発表者・聴講者共に快適に過ごすための、学校のこだわりのポイントです。
多くの人が集い交流するホールの上階には、様々な学習スタイルに活用できるラーニングコモンズも併設。学生たちにとって自らを磨く場となり、世界で活躍する人材の育成への貢献が期待される施設です。

居室データ

所在地
466-8555 愛知県名古屋市昭和区御器所町字木市29 地図
施主
国立大学法人名古屋工業大学
竣工
2016年9月
席数
426
※内、移動観覧席286
関連リンク
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