快適さと華麗さを求めて進化した、
新しく贅沢な体験を生み出すシネマシート

Cinema Seats for Brand New Luxury Experience

人々が集まるパブリックスペースのため、コトブキシーティングが大正時代から続けてきたイスづくり。かつての映画館のイスは、演劇やクラシックコンサートを行う劇場・ホールと同タイプのものが主流でしたが、シネマコンプレックスの流行を捉え、1990年代に新たに開発されたのが、現代へと続くシネマシートです。たっぷりとしたクッションを張り包んだ豊かな座り心地が特長の映画館独自のシートは、瞬く間に全国の映画館へと普及。2020年代の今では、グローバル・ネットワークを生かし、さらに進化したシネマシートをラインナップ豊富に取り揃えています。

主な製品ブランドOur Brands

キネット・ギャレイ

パリに拠点を構えるヨーロッパの老舗

イス文化の歴史が長いヨーロッパにおいて、長年信頼を勝ち得てきたフランスの老舗劇場イスメーカー、キネット・ギャレイのイスを取り扱っています。イスは100%フランス製。すっぽりと包み込まれるようなクッションと、1本脚を主流とした西洋らしいクラシカルで品格あるデザインが特長です。席番号は刺繍も可能。黒が基調のスクリーンを洒落た空間に仕立てます。

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フェルコ・シーティング・システムズ

リクライニングチェアも豊富な先進デザイン

電動式のリクライニングチェアや本革張りのどっしりとしたソファ仕様のシート、ロッキングチェア、カップルシートなど、多様で先進的なシートの提案を得意とするフェルコ・シーティングのイスを取り扱っています。リクライニングできるシートは、シネコン最前列への導入が人気です。先進的な機能性・デザイン性には定評があり、海外ではホームシアターのチェアとしても多く販売しています。

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コトブキシーティング

人間工学に基づいた、メイド・イン・ジャパン設計

100年以上培ってきたパブリックシーティングの製造技術を注ぎこみ、日本人の体格に合わせて設計。ゆったりとした座り心地をご堪能いただける、シネマシートの王道です。サイズやカラーなどのカスタマイズにも柔軟にお応えします。飲食で汚れた時でも張地はすぐに取り換えができる仕様は映画館の現場スタッフ皆様からも好評です。

オーダーメイド―

オリジナルからコラボレーションまで

「この映画館のためだけのイスづくり」もお任せください。荷物を置く棚のあるVIPシート、席と席を間仕切れるボックスタイプのシートなどのカスタマイズはもちろん、企業やブランドとコラボレーションしたオリジナルデザインも承ります。全席を特別な席にしてスクリーンのブランディングを図ったり、一部のエリアに導入して席の差別化を図ったり、集客に貢献するプランニングもご提案します。

代表的な納入事例Typical Projects

丸の内ピカデリーDolby Cinema(東京都 / 2019.10 リニューアル / 1 スクリーン / 253 席)

有楽町マリオン別館の5階に、日本初のドルビーシネマ専用シアターとしてリニューアルオープン。ドルビーシネマの世界観を表現した黒を基調としたデザインでスクリーンの内装を統一し、没入感を促します。1席につき左右2本の肘掛を設定しているためゆとりがあり、隣席と肘掛を取り合う必要もありません。前後スペースも贅沢に設定しました。最前列に並ぶのはフェルコのリクライニングシート。オットマン付きで、ゆったり映画に浸れます。

グランドシネマサンシャイン池袋(東京都 / 2019.7 オープン / 12 スクリーン / 2,443 席)

都内最大級の映画館として池袋にオープンしたシネマコンプレックス。国内最大のIMAX®レーザー / GTテクノロジー超巨大スクリーンを持ちます。スタンダードクラスにはフランス製のキネット・ギャレイのイスが導入されているほか、フェルコ・シーティング・システムズのリクライニングとサイドテーブルを備えたプレミアムクラス、電動リクライニングとボトルクーラー付サイドテーブルのあるグランドクラス、寝そべるように鑑賞できる最前列フラットシートなど、多彩なシートが揃っています。

kino cinéma 立川高島屋S.C.館(東京都 / 2019.6 リニューアル / 3 スクリーン / 199 席)

コトブキシーティングがキノシネマのために開発した、ロッキング機能が全席に備わっています。背もたれに身体を預けると沈み込むようにロッキングし、ゆったりと映画鑑賞を楽しむことができます。1席につき左右2本の肘掛を設定しているため、1席あたりのスペースにゆとりがあります。シアター3には、フェルコの電動リクライニングシートを国内初導入しました。いずれの席もレッド×ブラックで張地を統一。シンプルな内装の中で存在感を放っています。

アップリンク吉祥寺パルコ(東京都 / 2018.12 オープン / 5 スクリーン / 300 席)

吉祥寺パルコの地下2階にオープンした、5スクリーン、計300席のミニシアターコンプレックス。アップリンクの代表・浅井隆氏は「映画館の最も重要な要素はイス」と考え、自らフランスへ赴き、キネット・ギャレイのショールームで実際の座り心地を確認してシネマシートを選定。選ばれた多様な客席のイスたちは、各スクリーンのコンセプトに合わせて楽しむことができます。

T・ジョイ博多(福岡市 / 2018.11 リニューアル / 11 スクリーン / 1,877 席)

博多駅の上にある、アクセス抜群のシネマコンプレックス。メインシアターのシアター9(421席)は、舞台挨拶が行えるアジアゲートウェイシネマとして音響・映像、内装や照明など細部にまでこだわっています。席はどの席から見ても同じ視環境になるよう、綿密に設計。2018年秋には、当時日本初となる「ドルビーシネマ」も導入されました。

  • コトブキシーティング

ユナイテッド・シネマ 福岡ももち(福岡市 / 2018.11 オープン / 11 スクリーン / 1,674 席)

4DXデジタルシアターを除く全てのシアターの最後列には、プレミアシートとして、フェルコ・シーティング・システムズのリクライニングシートを導入。一般席のイスは、1席につき左右2本の肘掛を設定。誤って隣の席のドリンクホルダーを使う心配がないだけでなく、隣席と肘掛2本分の間隔が空いているため、1席分の自分のスペースをゆったりと楽しめる点も、魅力の一つです。

ヒューマントラストシネマ渋谷(東京都 / 2018.10 リニューアル / 3 スクリーン / 433 席)

キネット・ギャレイで人気を博したシリーズ製品が、復刻版モデルとして客席に採用されました。リニューアル前の座席は全てブラック一色でしたが、今回は3シアターを赤・青・黄で張り分けして、シアターごとにイメージを変えています。背の小口と肘掛けには席番号を、通路側の席の肘掛けの側面には列番号を刺繍しました。金色の糸が、ワンカラーのシンプルな張地にエッセンスを加えています。

ポレポレシネマズいわき小名浜(福島県 / 2018.6 オープン / 9 スクリーン / 1,327 席)

シネマのコンセプトは、いわき市の観光の目玉でもある「フラダンス」を意識した、クラシック・ハワイアン。客席は1席あたりの間口が600ミリメートルと、全国の映画館の一般席の中でも最大級のゆったりサイズが特長です。広い客席でも一目で座席の位置がわかるよう、イスの背もたれにスエード生地の大きなナンバープレートを付けました。

  • コトブキシーティング

イオンシネマ広島西風新都(広島市 / 2018.4 オープン / 9 スクリーン / 1,389 席)

全席がキネット・ギャレイのシート。1席あたりの間口が600ミリメートルという余裕のあるゆったりとした、繭に包まれるような座り心地が特長です。首と頭をゆったりと支える背もたれに身体が預けられるよう、座はやや上向きの角度に設定されています。低反発感のある軽やかなクッションと太めの肘掛はモケット調の張地で張り包まれており、柔らかな触感が楽しめます。

東映 京都撮影所試写室(京都府 / 2018.4 リニューアル / 1 スクリーン / 42 席)

東映株式会社の事業所の中でも最も歴史が長いと言われる、大正時代からの伝統を持つ撮影所。演出、撮影、美術、衣裳、製作進行などポスプロ映像製作のあらゆるセクションに対応しており、その一角にある試写室がリニューアルしました。歴史ある事業所に相応しく、背もたれに天然木をあしらった劇場仕様の高級感ある装いです。

安城コロナシネマワールド(愛知県 / 2018.4 リニューアル / 10 スクリーン / 1,418 席)

「重低音×震動シアター(重震シアター)」と銘打たれた、劇中の重低音がシートにシンクロして震動する、新感覚シアター。体の奥までサウンドを体感できるこのシアターでは、エンターテインメント性はもちろん、映画作品の魅力を最大限引き出します。ブラックレザー調のイスには、アクセントカラーとしてレッドが選ばれました。

  • コトブキシーティング

成田HUMAXシネマズ(千葉県 / 2017.4オープン / 10 スクリーン / 2,155 席 ※内、フタリウム82席)

2017年にシネコン内に新しくオープンした「フタリウム」は、「映画を二人で一緒に見ること」にたっぷり浸れるペアシートのスクリーンです。座面が2席分一続きに、背もたれはそれぞれ独立した仕様で、背もたれに体重をかけるとリクライニングするロッキングチェアです。座席中央には可動式の肘掛もあり、肘掛を背もたれ側に上げれば、2席分のソファのようにゆったりと掛けることができます。

T・ジョイPRINCE品川(東京都 / 2016.7 リニューアル / 11 スクリーン / 1,986 席)

品川駅から徒歩2分という好立地のシネマコンプレックス。客席は1段ごとにしっかりと段差が設けられた、スクリーンを囲むような傾斜のあるスタジアム形式の構成で、どの席からでも迫力と臨場感のある映画体験を楽しむことができます。隣席との仕切りがある革張りのプレミアムシートのほか、フェルコ・シーティング・システムズ製のカップルシートも備えています。

TOHOシネマズ 新宿(東京都 / 2015.4 オープン / 12 スクリーン / 2,347 席)

最前列に設置されたのは、「フロントリクライニングシート」。首が痛くなると倦厭されがちなこの席が、背を大きく倒して巨大スクリーンの迫力を全身で体感できるシートに変身しました。「プレミアボックスシート」は、海外のエアラインでも採用されている革張り仕様で、重厚な木目調のボックスで仕切られたセミプライベートな空間が特徴的です。そしてもっとも贅沢な席が、「プレミアラグジュアリーシート」。フットレストと専用のテーブルも備えた革製の電動式リクライニングシートに身体を預けて、最高のリラックスタイムを味わうことができます。

イオンシネマ シアタス心斎橋(大阪府 / 2021.3 オープン / 7 スクリーン / 370 席)

一般的なスクリーンと、ラグジュアリーなシネマ鑑賞のできる「グランシアター」から成る、7つのスクリーンを完備したシネマコンプレックスです。スクリーンと距離が近く、敬遠されがちな最前列には、コンフォートシートを設置。寝転がって鑑賞が出来るイス「Eva」を置くことで、最前列の観にくさを解消しました。グランシアターは、最上級の鑑賞体験ができる劇場です。その席数は、わずか9席。この特別なシアターに採用されたのは、フェルコの「Premium Verona Dual Motor」。フェルコのラインナップの中でも最上級の座り心地を誇るシネマシートです。

109シネマズ二子玉川(東京都 / 2015.4 オープン / 10 スクリーン / 1,665 席)

メインシアターに当たるシアター7は、109 シネマズでは8 サイト目となるIMAX®デジタルシアターです。注目のグランド・エグゼクティブシートは、IMAX®の映画鑑賞を更にプレミアムな体験とする特別な席。エリアも他の座席とははっきりと区画が分けられており、イス本体にはフットレスト付電動リクライニング機能が設けられました。

ミッドランドスクエアシネマ2(愛知県 / 2016.7 オープン / 14 スクリーン / 2,312 席)

全ての座席で、抗菌・抗ウイルス加工が施されたパール加工のレザーが採用されています。一般席にもレザーが使用される映画館は珍しく、客席内全体がリッチな装い。そんなミッドランドスクエアシネマ2で最も大きな注目を集めているのは、トヨタ紡織がデザイン開発し、コトブキシーティングが製造したプレミアムシートです。プレミアムシートには、包み込まれるような形状のヘッドレスト、腰を支えるランバーサポート、触感をこだわり抜いたアームレスト、左サイドに配した荷物置スペース、最高級の贅沢を詰め込みました。

  • コトブキシーティング
  • オーダーメイド

福山エーガル8シネマズ IMAX シアター(広島県 / 2015.11 オープン / 1 スクリーン / 262 席)

リニューアルオープンした、広島県福山市の映画館「福山エーガル8シネマズ」。中国地方で初めて、IMAXデジタルシアターが導入されました。フランスのグループ会社キネット・ギャレイの、広々としたサイズ感が特徴的なシネマシート。他のシネマコンプレックスとは一線を画すデザイン性に富んだフォルムと特徴的。席番号は刺繍で施され、海外の映画館をも思わせる装いです。

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