学生が集う憩いの場としての学生食堂
2018年に創立180年を迎えた順天堂大学は、6学部3研究科6附属病院からなる健康総合大学・大学院として「教育」「研究」「実践・診療」という3つの柱を通じた国際レベルでの社会貢献と人材育成を進めている大学です。
千葉県印西市に構えたさくらキャンパスには、スポーツや健康の知識、技能を学ぶスポーツ健康科学部と、スポーツ健康科学研究科が設置されています。広大なキャンパス内には、陸上やサッカー、ラグビーといった屋外のスポーツに特化したグラウンドの他に、様々な屋内競技に対応する機能的な体育館も備えています。
いつでも自由に使える学生食堂は、食事だけでなく、グループミーティングや自主学習など、学生たちの交流や憩いの場としても利用されています。
誰もが使いやすいフォールディングテーブルとスタッキングチェア
2015年、家具の老朽化に伴い、学生食堂のテーブルとイスを一新することになりました。新しい家具として選定されたのが、コトブキシーティングのフォールディングテーブルFT-630シリーズとスタッキングチェアFC-303シリーズです。
テーブルは、それまでの4本脚で天板を支えるタイプのものから、逆T字型の脚2本で天板を支えるフォールディングテーブルFT-630シリーズへ。天板から床に向けて縦に伸びる脚が2本に集約されたため、席への出入りの自由度が高まり、車イスを利用する学生や、運動中の骨折などにより松葉杖を使う学生にとっても、着席・離席が楽になりました。
イスは脚部がループ状のため、4本脚のタイプに比べて床にしっかりと接地し、体格の大きな学生が座っても安定感があります。広く大きな曲線を描いた背と座の形状も、身体をしっかりと支えるポイントの一つです。また、重量は3.5kgとコトブキシーティングのスタッキングチェアの中でも最軽量。イスの位置を変えて友達と話し込みたい時や、レイアウトを変えてグループミーティングを行う時にも、さっと移動させることができます。背もたれの下部には持ち運び用の手掛け穴もついているため、持ち上げるのも簡単。素材は合成樹脂のため、食事の油やスープなどをこぼしても、拭き取るだけで清潔さを保つことができます。白を基調にピンクや緑で彩り豊かに色分けし、学生食堂をより明るい印象に仕上げました。使いやすいテーブルとイスの組合せによって、学生食堂は学生にとってさらに身近で親しみやすい場所となりました。