カプセル・イン大阪(リニューアル)

2020.03.09
カプセルホテル・仮眠室

施設説明

サウナ・スパ併設のカプセルホテル「カプセル・イン大阪」、再びリニューアル

カプセル・イン大阪には、黒川紀章氏が設計した世界初のカプセルベッド(スリープカプセル)があり、1979年以来、今も宿泊者を迎え入れています。時代に合わせて、1979年製のスタンダードタイプより広く改良したスーペリアタイプを追加で導入するなど、カプセルホテル発祥の地として、常に革新を続けて来ました。

カプセルホテルが注目を浴びる昨今、新たなチャレンジとして、3タイプ目のカプセルベッドを導入し、3種類のカプセルベッドが体験できるカプセルホテルとして、2019年7月、リニューアルを果たしました。

既存施設の組み立て式カプセルベッドの導入で、フロアの雰囲気を一新

新たに導入されたカプセルベッドは、デラックスタイプと銘打たれました。

このカプセルベッドは、建物の老築化で閉館になった「ニュージャパンカプセルホテル カバーナ」「ニュージャパンレディスカプセルホテル」で使われていたものです。組み立て式のカプセルベッドだったため、パネルと柱に分解した後に、移設先のカプセル・イン大阪に再設置することができました。

スタンダードタイプとスーペリアタイプはFRP(繊維強化プラスチック)で成形されていますが、デラックスタイプはアルミ樹脂のパネル製です。全く異なる外装が、次世代型のカプセルベッドの魅力をアピールしています。

デラックスタイプが並ぶエリアの入口にあるのは、ポップなネオンサイン。温かみのあるナチュラルカラーのカプセルベッド外装デザインの組み合わせが、新しいエリアであることを一目で印象づけています。

「デラックスタイプ」にふさわしい、充実の広さと機能性

デラックスタイプは、スタンダードタイプよりも奥行が約20センチ、幅が約15センチ、高さを約30センチ広く設定しました。室内には突起物がないため、寸法以上に空間を広く感じられます。

内装パネルと外装パネルの間には吸音材が用いられており、上下左右のベッドからの寝息や寝返りなどの動作音を、最小限に抑えます。通気性と快眠を追求したエアサイクロンマットレスも導入し、ワンラックアップした寝心地を実現しました。

施設概要:カプセルホテル発祥の地「カプセル・イン大阪」

大阪の中心・梅田にある男性専用のサウナ・スパ施設「ニュージャパン梅田」。その中にあるカプセルホテル「カプセル・イン大阪」は、1979年に世界で初めて誕生したカプセルホテルです。ベッドは3タイプ、1979年製のスタンダードタイプ、広く改良したスーペリアタイプ、パネル組み立て式でさらに広々とした空間が特徴のデラックスタイプです。

居室データ

所在地
530-0027 大阪府大阪市北区堂山町9-5 地図
施主
ニュージャパン観光株式会社
リニューアル
2019年7月
床数
392
※内、デラックスタイプは90床
関連リンク
  • ニュージャパン梅田 webサイト