コトブキシーティング株式会社

ホール・劇場・学校・スタジアム・映画館など、公共施設のイスやカプセルベットの製造・販売

ショールーム見学ツアーを初開催!
劇場・ホール・スタジアム・アリーナ・学校などのイスに座って触れて楽しむ2時間!

探訪レポート / 2017.6.12

去る3月末の土曜日、コトブキシーティングのショールームにて「ショールーム見学ツアー」を開催しました。

日頃はイスを検討する施設の管理・運営や設計に携わる方々が予約制で訪れる、このショールーム。今回のツアーは、一般の方をご案内する初めての企画です。
100名を超す方々から応募が集まり、抽選で当選した約30名の方にショールームを探訪いただきました!

コトブキシーティングのショールームへ、ようこそ!

ショールーム見学ツアー

まずは、この日の見学ツアースタッフである広報部のメンバーの挨拶から始まります。集まった参加者は、小学生から60代のご夫婦まで老若男女さまざまですが、「公共施設のイスに興味がある!」とツアーを楽しみにしてくださっている方ばかり。和やかなムードの中、スタートを切りました。

ショールーム見学ツアー

ツアーは、二つのグループに分かれて始まりました。まずこちらは、自然光が入る明るいエントランス。設計者と打ち合わせを重ねて創り上げた特注の劇場イスが並んでいます。

まつもと市民芸術館や島根県芸術文化センター「グラントワ」のイスをはじめ、そのホール以外ではこのショールームでしか座れないイスばかり。座り心地やデザイン、手触りを比べながら、「イスって、ホールごとにこんなに違うんだ…」と早くも驚きの声が上がっていました。

ちなみにこのエントランスは、コトブキシーティングに来社された方であれば、どなたでもお気軽にお掛けいただけます。例えば、打ち合わせのためにアポイントを取ってご来社いただいた方も、「お掛けになってお待ち下さい」と声がかかった際には、ぜひお好きなイスを選んでお座りくださいね。

劇場のイス、座り比べて違いを発見?!

事前アンケートの結果から「劇場のイス」に興味を持つ人が最も多いことが分かっていましたが、劇場・ホールのイスが並んだフロアに入ると「おお~!」と歓声が上がって、スタッフもびっくり。サイズの違いや、木が多く使われたイスと布張りのイスの特徴など、次々に質問も上がりました。

スタッフが説明をする前から一際注目を集めたのは、立ち座りのしやすさを考えて新たに開発した座面の形状。写真の左側が従来の座面、右側が新しい形状です。膝の裏に当たる部分を薄くすることで、足元のスペースを広く取り、着席・離席の動作を楽に行うことを目指しました。座り比べた方からは、「絶対こっちの方が楽!」と太鼓判もいただきました。既にこの座面形状を採用いただいたコンサートホールもあります、ぜひ探してみてくださいね。

電動式の移動観覧席を実演操作! 座っていた席があっという間に…

次にスタッフが紹介するのは、階段状の客席。案内されるままに席に座る参加者に、スタッフは「今皆さんが座っているイス、実は動くんですよ!」とニンマリ。そう、座っていただいた階段状の客席は、電動操作によって収納・展開できる移動観覧席なのです!

着席したままでは収納ができないため、離席して安全な場所に移動して貰った後、リモコンのボタンを押して収納動作スタート。ボタンひとつでイスが倒れ、折り重なるようにして収納されていく姿に歓声が上がりました。出身校の体育館に移動観覧席が納まっていたという方も、「実際に動いているところは初めて見ました!」と大興奮。

移動観覧席なのか固定の座席なのか、座り心地だけで確かめることは難しいため、これまで知らず知らずのうちに移動観覧席で鑑賞していた方も多いかもしれません。学校の体育館や講堂、市区町村の小・中規模ホールに留まらず、企業の会議研修室や、1,000席を越える本格的なコンサートホールにも、コトブキシーティングの移動観覧席を採用いただいています。

学校の机やイスが、今はこんなに進化している!

続いては、小中学校や高校、大学の机やイスが並ぶエリアへ。「コトブキシーティングが机も製造していることを初めて知った!」というお客様もいらっしゃいました。

大学の講義室は机・イス共に床に固定されたタイプが多いですが、固定タイプと一口に言っても、デザインや機能もさまざま。実は各製品ごとに「立つ」「座る」の動作が大きく異なります。

こちらの机は、アクティブラーニングやグループワークで大きな能力を発揮する製品です。手元のレバーを掴むと脚先からキャスターが出現し、楽々移動。移動時以外はキャスターは脚の中に収納されているため、不用意に動いてしまうことがありません。

「動かしたい時にだけ確実に動かすことができる机は、「うちの会社の会議室もこれにして欲しい!」と大人気。もちろん、操作方法も実際にご体験いただきました。

スタジアムからドーム、アリーナまで! 日本全国のスポーツ施設のイスが集結

スポーツのエリアには、全国の屋内ドームのイス、屋外スタジアム・競技場のイス、そして多目的アリーナやスポーツアリーナのイスが揃っています。

従来のスポーツ施設は、背もたれと座面が一体化した「ワンピースタイプ」のイスが殆どでしたが、最近は劇場のイスのように座面が上下に動く「ツーピースタイプ」が増えてきました。

すっぽりとイスに抱え込まれるかのような着座感が特徴的なVIP仕様のシートには、車椅子でご参加の方に着席いただきました。「まっすぐ座ることが難しいので、このように包まれているイスは座りやすいですね」と貴重なご意見も。

地域の議場を市民に開放できる身近なスペースへ。可動式の机イス

文化・教育・スポーツとご案内して来ましたが、ここからガラリと装いが変わります。
コトブキシーティングでは、議会で使う机とイスを地域の庁舎や役場へ納めています。ここまでご覧いただいたイス・机と違って、なかなか目にすることができない机やイスを目の前にすると、参加者の皆さんも記念撮影に余念がありません。
注目いただきたいのは、床に固定されたように見えるこの机が、実は可動式であること。机の天板の裏側に操作レバーが設置されており、先ほどの学校用の机と同様に、移動したい時だけキャスターを出現させることができるのです。
近年、議会でも「議会スペースの有効活用」が声高に叫ばれているのをご存知でしょうか? 議会の開催時以外はしんと静まり返ったスペースを、地域住民に開放するため、可動式家具が用いられることが増えているのです。机・イスを片付ければ、先ほどまで議会を開催していた場所で、立食パーティーを行ったり、ダンスサークルの練習をしたり、非常時には避難場所として活用することもできるようになります。

これがカプセルベッド?! 「これならカプセルホテルに泊まりたい」の声続出

カプセルホテルと言えば、「終電を逃したサラリーマンが仕方なく泊まるホテル」のイメージが強い方がまだまだ多い昨今。実はそんなイメージは一昔前の話。今やカプセルホテルは、外国人観光客からトレンドに敏感な若い世代まで注目を集めるスタイリッシュな場所なのです!

「実は今日1番見たかったのはカプセルベッドだった」と笑った人も少なくない、大人気のカプセルベッドエリア。1番の人気は、昨年バラエティ番組でタレントさんも寝転がった、色が変わるカプセルベッドでした。

「旅行先でめいっぱい遊んで、お土産をたくさん買って、夜は安心・安全で綺麗なホテルで手軽に寝られればそれでいい、という方が増えて来ています」とスタッフが説明すると、わかるわかると頷く人ばかり。「カプセルホテルのイメージが変わった」「ぜひ実際に泊まってみたい」とポジティブな感想が飛び交っていました。

豪華なシネコンチェアに座ってクイズ大会!

各エリアを回っていた2グループが、映画館のイスエリアで合流。見慣れた一般席はもちろん、カップルにもぴったりなペアシート、電動リクライニングシステムが搭載されたVIPシート、デザインが特徴的な海外製のシートなど、このエリアにも所狭しとたくさんのイスが並んでいます。「これはどこの映画館のイス?」と質問もたくさんいただきました。
そして各座席の傍に「A」「B」と書かれた札を見つけた方は、ツアー最後が2択問題のレクリエーションで締めくくられることに早速気づいたようです。
シネマエリアは、映画鑑賞ができるよう、スクリーンとスピーカーも設置しているので、問題を映し出しながら今日1日のツアー内容をクイズで振り返ることにしました!
「このイス、どこのイス?」とショールームでご覧いただいた製品に関する質問や、「このイスが安田講堂に納められたのは何年?」とスタッフの説明にじっくり耳を澄ませていても難しいマニアックな問題まで、出題範囲は膨大。しかし正答率は勝者に用意していた景品が足りなくなってしまう程!これにはスタッフもびっくりでした。

約2時間のショールーム見学ツアー、無事閉幕!

地下1階から4階までの各エリアを回り、クイズ大会を行い、約2時間のツアーは無事終了しました。

コトブキシーティングのショールームは、通常、イスを導入する施設の方や、施設を設計する建築関係の方のみをご案内しているため、一般向けの開放は初めての試み。普段は「イスに座る方」と直接お話をする機会の少ないコトブキシーティングにとって、生の声を聞くことができる大変貴重な機会となりました。

最後に実施したアンケートでは「とても面白かった」「2時間では足りない」「またぜひ参加したい」と嬉しいコメントと共に、イスに対するたくさんのメッセージををいただきました。イスに座ってくださる方ひとり一人の顔を思い浮かべながら、これからもより良い製品づくりに励んで参ります。

次回ツアー開催を、どうぞお楽しみに!

開催日:2017年3月25日

取材:広報部 M.N

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