コトブキシーティング株式会社

ホール・劇場・学校・スタジアム・映画館など、公共施設のイスやカプセルベットの製造・販売

常磐大学・常磐短期大学
体育館

学校 / 体育館・アリーナ|2019.8.6

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常磐大学の見和キャンパスに、水戸市とも連携する体育館が竣工

水戸市を代表する学校のひとつ、学校法人常磐大学。市内に幼稚園から大学までの施設が揃っており、点在するキャンパスの中でも中心的な役割を果たすのが、大学・短期大学・大学院のある見和キャンパスです。「トキワの森」と呼ばれる緑豊かな敷地を持ち、多くの学生たちが勉学に励んでいます。

2011年3月の東日本大震災では、見和キャパス内も大きな被害を受けました。この震災をきっかけに、各校舎の耐震性の見直しがスタート。その結果、最優先課題として進められたのが、体育館の建て替えでした。

新体育館が竣工したのは、2017年3月。空調を完備し、震度7の揺れにも耐えうる耐震構造を持つだけでなく、防災倉庫を構え、避難時の生活用水対策も施されています。この新体育館竣工を機に、常磐大学と水戸市は「災害時における応急活動の協力及び敷地・施設の使用に関する覚書」を交わしました。大学と地域、行政が連携して水戸市の防災力を高めていくことが期待されています。

スタッフの設営労力・時間を削減する、ロールバックチェアースタンドを導入

常磐大学・短期大学では、入学式や卒業式などの式典、オープンキャンパス、保護者説明会など、数百~数千人が集まって座る必要があるイベント時には、体育館にパイプイスを並べていました。しかし、イスを整列させるためには多くの人手と時間を要します。新体育館でも同様のイベント開催が予定されていたため、設営に関わる労力を削減するため、電動で簡単に客席を展開できる移動観覧席(ロールバックチェアースタンド)の導入が決まりました。移動観覧席は、階段状の客席をリモコン一つで壁面から展開することができます。客席が必要ない時には、壁内の収納庫に納まるため、体育の授業や部活動などのスポーツ活動を妨げません。

移動観覧席は467席、2階フロアにも移動観覧席と一続きになるよう136席の固定席が並びました。スタンダードなタイプのイスは、長時間でも快適に座れるよう、通気性の良いメッシュタイプの張地で包まれています。

スクリーン投映も可能な大型の電動間仕切で、体育館を講堂に変化

体育館の後部壁面から移動観覧席を展開すると、床面積の約3分の1を客席が占める形となります。式典などの大規模なイベント時には、残り3分の2のスペースにイスを並べ増席し、備え付けのステージとの距離を縮めます。一方、少ないキャパシティが望ましい場合、移動観覧席の最前列からステージまでの距離が遠いため、登壇やスクリーン投映がしづらいことが予想されました。これを解決するために導入されたのが、大型電動間仕切「ディバイダー」です。

ディバイダーは、通常は天井部に格納されており、必要に応じてリモコンで空間を分割することができます。網目のない1枚の面で空間を間仕切るため、防球ネットに比べ、ボールがからまったり、仕切られた反対の空間が試合中に視界にちらついたりといった心配がありません。スポーツ先進国であるアメリカの大学では、体育館には欠かせない備品のひとつとして導入が進んでいます。

1枚の広い面で空間を分割するこの製品を、常磐大学・常磐短期大学では、体育館の中央天井部に設置しました。移動観覧席と組み合わせて展開すると、体育館の片方を、講堂のように利用することができます。客席の後方にプロジェクターを設置すれば、ディバイダーがスクリーンの役目を果たします。

授業や部活動、試合、試験などで間仕切りとして利用される他、年に1回開催される保護者会では説明資料がディバイダーに投映されるなど、積極的な活用が進んでいます。

居室データ

所在地
310-8585 茨城県水戸市見和1-430-1 
地図
施主
学校法人常磐大学
設計
株式会社三上建築事務所
竣工
2017年3月
席数
603

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空間の可能性を広げる、移動観覧席