新バスターミナルに、カプセルホテルや飲食、スパが一体となった「HEARTSカプセルホテル&スパ」が誕生
入込観光客数が年々増える福岡市に、2018年12月、バスターミナル「HEARTSバスステーション博多」がオープンしました。中長距離高速バス・観光バスの発着するターミナルスペースが4箇所あるほか、旅行会社用ツアーカウンター、レンタカーカウンター、モバイル貸出カウンターなど旅行・観光に便利な窓口、そして周辺地域の観光名所・飲食店やイベント情報を多言語で案内する観光案内所も設けられています。場所は、博多駅から徒歩3分。九州・京阪神をつなぐ福岡の新たな拠点として、大きな期待が寄せられています。
バスターミナルに直結する2階にあるのは、「HEARTSカプセルホテル&スパ」。旅の疲れを癒すスパ、ゆったりとしたひとときを楽しむカフェレストラン&バー、そしてカプセルホテルが一体となっています。コンセプトは、「和の要素と、現代のテクノロジーを掛け合わせて、新しいけどどこか懐かしさを感じる、‘次世代のツーリズム’の追求」そして「訪日外国人に‘日本らしさ’を感じてもらう事、日本人旅行者や地元の人々が‘新しい’と思える事」です。
カプセルベッド「SPACE D」シリーズが、HEARTSカプセルホテル&スパのための特別なデザインに
2階エントランスから真っ直ぐ伸びた通路に面して、右側にはバーカウンターが、左側にはスパとレストラン、そして男性用・女性用に分かれたカプセルホテルが並んでいます。
ホテルに導入されたのは、コトブキシーティングのカプセルベッド「SPACE D」シリーズです。表面を磨き上げたアルマイト仕上げの外装が特徴的なこのシリーズを、HEARTSカプセルホテル&スパのためにカスタマイズし、シルバーのパネル・柱と、黒い梯子・手摺りでスタイリッシュに仕上げました。ベッド下部には、ブルーのカーペットの敷かれた床面を道標のように照らし出す、ライナー照明を設置。また、ベッドの側面には白木の化粧壁を施しました。これらの特別なデザインが、打ちっぱなしのコンクリート壁とマッチし、フロア全体が近未来的な雰囲気を醸し出しています。
カプセルベッド「SPACE D」シリーズが、HEARTSカプセルホテル&スパのための特別なデザイン
男性用のベッドは62床、女性用のカプセルベッドは22床です。そのほとんどが、ベッドへの出入り口が就寝時の身体の向きと垂直に設けられた、縦型のベッドです。カプセルベッド1台に上下2段のベッドがあり、上段に上るための梯子には、上り下りのしやすさを考慮して僅かに角度をつけました。
全てのカプセル空間のインテリアは、ヘッドボードが黒色、パネル部分は白色に統一されており、実際の広さよりも空間に奥行を感じさせます。アラームの付いたナイトパネル、コンセントとUSBジャックの他、身だしなみをチェックできる鏡と、携帯電話やスマートフォン、メガネなどを置くのに便利な小物棚も設置し、使いやすさを高めました。
併設するスパ「博多こころ温泉」でビジネス・観光で疲れた身体を癒し、カプセルベッドでぐっすりと眠りに就く旅行プランを簡単に計画できる、HEARTSカプセルホテル&スパ。博多の中心地で、新たな旅の1日を始めることができます。