GLANSIT KYOTO KAWARAMACHI

2019.01.22
カプセルホテル・仮眠室

施設説明

日本の古都、そして国際都市でもある京都の街に溶け込むカプセルホテル

2018年9月、カプセルホテル「GLANSIT KYOTO KAWARAMACHI」がオープンしました。場所は、京都府内の中でも最大の繁華街と言われる四条河原町の中心地。阪急電鉄京都本線の河原町駅からも徒歩1分と、抜群の立地を誇ります。

施設名の「グランジット」は、快適な設備のもとで優雅に自然を満喫できる贅沢なキャンプ「グランピング」と、目的地に行く途中で立ち寄ること・中継することを示す「トランジット」を掛け合わせて生み出しました。2017年に誕生した秋葉原店に続く、2店舗目のカプセルホテルです。

インテリア・システム・フロア構成に表れる、おもてなしの心

空間デザインは、秋葉原店と同じく、国内外で活躍するデザイナー森田恭通氏が代表を務めるGLAMOROUS co.,ltd. によって手掛けられました。

まずエントランスで宿泊客を迎えるのが、京都の趣を感じさせる竹のシンボルツリー。天井は和モダンの配色のダイナミックな格子に包まれており、木調の壁と相まって、旅の疲れと緊張を和らげるリラックス空間を創出しています。

チェックイン・チェックアウトの混雑によるストレスを回避するため、無人対応できるオートフロントシステムも導入。 多言語で操作ができるため、日本語の分からない外国人訪問客でも、スマートなチェックイン・チェックアウトが可能です。

1階が女性専用フロア、2~4階が男性専用フロアと分かれており、各フロアにはカプセルベッドのほか、シャワールームやランドリールームも備えています。男女それぞれの専用ラウンジも1階と屋上に設けられており、フリードリンクや書籍・雑誌が揃うくつろぎの空間です。

「スタンダートカプセル」と「プライベートカプセル」に分かれた客室エリア

コトブキシーティングでは、カプセルベッド「SPACE D」シリーズを132床導入しました。

レギュラータイプのカプセルベッドが並ぶ「スタンダードカプセル」と、サイドデスクを備えた個室タイプ「プライベートカプセル」を展開しています。

スタンダードカプセルは、寝る時の身体の向きと垂直に出入り口を設置した「縦型」と、平行に出入り口を設置した「横型」の2種類です。いずれも24インチのテレビや電源コンセント、USBジャック、貴重品庫を備えており、コンパクトながら必要なアイテムが揃った空間です。

プライベートカプセルは、ベッドの上下段で異なる向きにカプセルベッドの出入り口を設けることによって、「部屋」に限りなく近い個室空間を創り出しています。プライベートエリアの入り口に開き戸を設置し、中のスペースにはサイドデスクとロッカーも設けました。出張での利用や、通常のホテルよりも手軽な価格でカプセルベッドのキャパシティ以上の広い空間が欲しい宿泊客へ、オススメです。

全てのカプセルベッドには、GLANSITと東京西川が共同開発した、睡眠工学に基づく2層構造のオリジナルウレタンマットレスを導入しました。表面の多数の凸凹が効果的に体圧を分散するため、睡眠中に血行を妨げにくくする効果が期待できます。身体への負担を軽減するため寝返りがスムーズにでき、自然な寝姿勢をキープしながらリラックスした深い睡眠を得られると好評です。

観光都市京都に展開した、カプセルホテルGLANSITの2店舗目に、大きな期待が寄せられています。

居室データ

所在地
604-8026 京都府京都市中京区河原町通四条米屋町380-2 地図
施主
株式会社バグース
設計
GLAMOROUS co.,ltd.
オープン
2018年9月
床数
132
インテリアデザイン
関連リンク
  • GLANSIT KYOTO KAWARAMACHI webサイト