成蹊大学 8号館
101教室、304教室(リニューアル)

2019.02.19
学校教室
101教室
101教室
101教室
101教室
101教室
101教室
101教室
304教室
304教室
101教室
101教室
101教室
101教室
101教室
101教室
101教室
304教室
304教室

施設説明

都心に近い緑豊かな街・吉祥寺に佇む成蹊大学

大学名の「成蹊」は、司馬遷が編纂した中国の歴史書『史記』の「李将軍列伝」に引用された故事「桃李不言 下自成蹊」に由来します。「桃や李(すもも)は何も言わないが、美しい花や良い香りの果実を求めて人が集い、その樹木の下には自然と蹊(こみち・小道)ができる」という意味は転じて「徳のある人のところへは黙っていても人が集まってくる」ことを指します。

この学び舎で勉学に励む学生たちが、人を率い助ける徳ある人物へと成長していくことを願い、「成蹊」の名を掲げてから、1世紀以上が経ちました。都心に近く緑に囲まれた吉祥寺の街で、文系・理系4学部10学科の全学生が、4年間のキャンパスライフを過ごしています。

座席の後ろを簡単に通り抜けられる独立脚の講義用机イスへ

2018年に改修が行われた8号館の101教室をはじめとする固定席教室では、独立脚タイプの講義用机イスSD-770シリーズが採用されました。

改修前の机イスは、イスの脚と後ろの机の脚が一体化した構造でしたが、SD-770シリーズはイスの脚が1席ずつ独立しています。製品選定時に決め手となったのは、この仕様によって、座席の後ろの通り抜けが容易になるということでした。

101教室では、最大5席が連結されています。例えば、二人の学生がそれぞれ端と端の席を選んだ場合、中央の3席が空きます。しかし、端の席に学生が座っている場合、他の学生は「通り抜けがしづらい」という理由から、中央の席を避けがちになります。全ての席がこのように端席から埋まっていくと、後から入室してきた学生が着席しづらいという問題が発生してしまうのです。

SD-770シリーズは、着席している学生が座ったまま姿勢を前傾させるだけで、席と後ろの机の間に人が通り抜けられるスペースを生み出します。後から入室してきた学生を通すために、先に座っていた学生が立ち上がる必要がないため、互いに気を遣うことなく、スムーズな席選びと着席が可能になるのです。これが、独立脚タイプのイスの最大のメリットです。

また、前後左右の席からの影響も少なくなります。前の席や隣の席の動きで机が揺れることも、後ろの席からの筆記時の振動がイスに伝わることもないため、安定してストレスなく授業に臨むことができます。

さらに、一人分の間口寸法が580ミリメートルから600ミリメートルへ、20ミリメートルも拡大しているため、余裕のある机上スペースで学習に取り組める環境を整えています。

アクティブラーニングに最適な可動式机イス

304教室には、可動式の机イスが並びます。机はSD-610FF2シリーズ。天板下のリフトアップレバーを握った時にだけ脚先にキャスターが出現。アクティブラーニングやグループワークの際に、スピーディーなレイアウト変更を可能にします。また、脚ベースを低くし、足元の空間を広く設定しているため、机からの出入りがしやすいことも特長です。

セットアップされているスタッキングチェアはFC-882。重量わずか3.8kgという軽量設計と持ち運びのしやすい形状のため、アクティブラーニングに最適なイスとなっています。

固定席のSD-770シリーズと可動席のSD-610FF2シリーズ及びFC-882は、デザインが共通化されているため、8号館全体で調和のとれた教室空間を演出しています。

居室データ

所在地
180-8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1 地図
施主
学校法人成蹊学園
リニューアル
2018年3月
席数
413
※101教室:281席304教室:132席
関連リンク
  • 成蹊大学 webサイト