順天堂大学 さくらキャンパス 2号館
教室(リニューアル)

2019.11.12
学校教室

施設説明

オランダ医学塾から歴史が始まった順天堂大学

2018年に創立180年を迎えた順天堂大学は、6学部3研究科6附属病院からなる健康総合大学・大学院として「教育」「研究」「実践・診療」という3つの柱を通じた国際レベルでの社会貢献と人材育成を進めている大学です。

千葉県印西市に構えたさくらキャンパスには、スポーツや健康の知識、技能を学ぶスポーツ健康科学部とスポーツ健康科学研究科が設置されています。専門領域を体系的に学べる環境が日々整備され、次世代を担う学生たちが切磋琢磨しながら勉学に励んでいます。

能動的な学習「アクティブラーニング」を推進する新しい教室

2017年、さくらキャンパスでは、2号館4階のリニューアルが行われ、アクティブラーニングに適した新たな教室が作られました。

能動的な学習を実現するアクティブラーニング授業では、グループワークやディスカッションなどに応じて、机やイスのレイアウトを簡単に変更できることが望ましいと言われます。

今回選ばれた講義机は、フォールディングテーブルSD-610FF2シリーズ。一見すると一般的な固定式の講義机と大きな差はありませんが、天板下のリフトアップレバーを握ると、机の脚の中に収納されていたキャスターが顔を出し、机を持ち上げることなく移動させることが可能になります。机にノートや教科書、パソコンなどを置いたまま、レバーを握るだけで簡単に動かせるこの機構が学校関係者から評価され、導入が決まりました。フォールディングテーブルという名の通り、天板を倒して机を水平スタックし、省スペースに収納することもできます。天板を倒すと自動的にキャスターが出現するため、ワンタッチ操作で動かせる点も、このシリーズの魅力です。

組み合わせるイスとして選ばれたのは、FC-890シリーズ。キャスターは付いていませんが、総間口は460ミリメートルとコンパクトで持ちやすく、背もたれには手掛け穴を設けた引きやすい形状です。小ぶりなイスですが、背の当たりと背座開角寸法が広いため、深くゆったりと腰掛けることができます。

教室の後列は、階段状に設計されているため、可動式の講義机とイスを導入することはできません。違う種類の机イスを設置して教室全体の印象を変えないよう、同じ意匠の固定式の講義机イスを選び、5列設営しました。

フォールディングテーブルは、教師が授業中に模型や、本、プリントなどを置けるよう、教壇スペースにも数台常設。また、コトブキシーティングのロングセラーの一つである教卓も、併せて納入しました。

居室データ

所在地
270-1695 千葉県印西市平賀学園台1-1 地図
施主
学校法人順天堂
納入
2017年3月
席数
258
※他教室にも納入
関連リンク
  • 順天堂大学 webサイト