コトブキシーティング株式会社

ホール・劇場・学校・スタジアム・映画館など、公共施設のイスやカプセルベットの製造・販売

長良川国際会議場
メインホール「さらさ~ら」

会議研修室・コンベンションホール|2018.8.21

  • 長良川国際会議場 メインホール
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長良川地域に溶け込み、地元住民に愛される建築

日本三大清流の一つ、長良川。鵜飼でも有名なこの清流の畔に、大きな卵を抱いたかのようなデザインの「長良川国際会議場」が佇んでいます。

長良川国際会議場は、岐阜市の国際コンベンション都市づくりの拠点として、1995年9月に誕生しました。オープン以来、国内外さまざまな会議やコンサートなどのイベントを誘致しています。

建物を設計したのは、日本を代表する建築家の安藤忠雄氏。「金華山と長良川を建築の一部として取り込み、自然と調和した、岐阜にしかないものをつくりたい」という想いのもとに編み出された、環境に溶け込んだ建築です。メインホールのほか、国際会議室をはじめとした大小さまざまな会議室を有しており、会議や打合せの場として日常的に使用されているほか、長良川に面した屋外の大階段と屋上庭園は、地元住民の憩いの場所として賑わいを見せています。

動く客席で多彩なイベントに対応できるメインホール「さらさ~ら」

メインホール「さらさ〜ら」は1929人の収容が可能な、岐阜県内最大のホールです。一番の特長は、動く客席。1階席の1~11列目のイスを収納したり、向きを90度変えたりすることができます。

通常は、全てのイスがステージを向いて並んでいる状態です。このイスを床下に収納すると、ホール前方が平土間状態となり、段差の異なる大きなステージとして演奏会や音楽会などに役立ちます。更に、その状態で床の高さを上げるとステージに変わり、ステージ面積が広くなることで多種多様な催事に対応が可能です。

床はイスのブロックと列ごとに動くよう区切られているため、段の高さを変え、ひな壇状にして利用することもできます。

中央ブロックのみイスを収納して固定ステージと床の高さを揃え、両サイドのイスを中央に向けると、ファッショショーなどに利用できるステージ形式に変化。このように、イスの出し入れと高さの変更によって、多彩なイベントに活用することができるのです。

国際会議場ならではの機能とゆったりとしたイス

清涼感のあるグリーンの張地と、柔らかな木の質感が印象的な客席のイスは、わずかにUの字にトリミングした背もたれの上部が、客席全体にさざ波がたっているかのような雰囲気をつくり出しています。

イスの存在感を際立たせているのは、通常より分厚い25ミリメートルの成形合板を使った背もたれです。着席者の身体を包み込むような木部の形状が、クッションの3次元形状と合わさって、安心感のあるゆったりとした座り心地をつくりだしています。一人分の間口寸法は500ミリメートル、前後奥行きは950ミリメートルに設定。95年当時としては広めの寸法設定は、体格の大きな海外からの来訪者の利用も想定した、国際会議場ならではのおもてなし。ゆったりとした座り心地をつくりだすための工夫のひとつです。

会議場と銘打ったホールのため、筆記用のメモ台付きイスもあります。メモ台を使用しない時は右側の肘当ての中に収納できるため、通常の劇場イスと同じ意匠を保つことができます。A4サイズのメモ台は、ノートをとったり資料を置いたりするのにちょうど良いサイズです。

オープンから20年以上経った現在も、国際会議をはじめ、アーティストによるコンサートや各種発表会、地元企業のイベントなど、多彩な催し物に利用されているホール。これからも岐阜県内にとどまらず多くの方に愛されていくことでしょう。

居室データ

所在地
502-0817 岐阜県岐阜市長良福光2695-2 
地図
施主
岐阜市
設計
安藤忠雄建築研究所
オープン
1995年9月
席数
1,929
指定管理者
トリニティ岐阜