株式会社ヤクルト本社 中央研究所
国際会議場

2017.04.24
会議研修室・コンベンションホール

施設説明

森と水に囲まれた研究所

ヤクルト本社中央研究所は、1967年に乳酸菌研究の拠点として誕生しました。以来、更なる研究開発力の強化のため、2006年から約10年間かけて、五つの研究棟の建設と最新鋭の研究機器・設備の設置、研究環境の整備がすすめられてきました。整備のコンセプトは「森と水に囲まれた研究所」。豊かな自然に囲まれたこの研究所で、腸内フローラやプロバイオティクスなどの基礎研究、食品・医薬品・化粧品の商品開発研究を加速させ、科学技術の推進や社会の発展に寄与していきます。

世界へ発信の場としての国際会議場

ひときわ目立つ卵形の建物「研究管理棟」には、創始者である代田稔博士の生い立ちや同社の歴史を紹介する代田記念館のほか、コトブキシーティングがイスを納入した国際会議場が併設されています。

国際会議場は、国内外の研究者・専門家の研究発表の場として、そして、活発な討議を通じて新たな成果を世界へ向けて発信する場としてつくられました。320名の収容が可能なこの会議場は、体格の大きな外国人の利用も想定し、イス間口は通常より広く設定しました。イスの背は、前の席に座った人の頭が隠れるほど高く、間口は隣の人との距離がほとんど気にならないゆったりとした広さです。客席の左右ブロックの両端席は、更にゆとりのある間口寸法を確保しました。

イスに備えつけた引き出し式のテーブルには、照明と電源を組み込み、筆記やPC操作も快適に行えます。二つの同時通訳システムをはじめ、各席に設置したマイクシステムと連動する最新のモニターシステムもホール内に完備。スムーズで活発な研究発表やディスカッションを行うことができる国際会議場で、人々の健康につながる未来を生み出していきます。

居室データ

所在地
186-8650 東京都国立市泉5-11 株式会社ヤクルト本社 中央研究所内 地図
施主
株式会社ヤクルト本社
設計
日建設計
竣工
2014年4月
席数
320
施工
鹿島建設株式会社
関連リンク
  • 株式会社ヤクルト本社 webサイト