2015年1月、阿波市役所の隣に、阿波市交流防災拠点施設「アエルワ」がオープンしました。施設内には、文化芸術の鑑賞・発表の場として活躍するアエルワホールをはじめ、作品展示が可能なオープンスペース、徳島県産の地域食材を使ったヘルシーメニューを提供するアエルワ食堂などが設けられています。 コトブキシーティングでは、アエルワホールに640席を納入しました。2階は固定席、1階はスタッキングチェアと移動観覧席で構成されています。1階席は、スタッキングチェアをステージ下に、移動観覧席をホール後方壁面に収納することによって、平土間として利用が可能。社交ダンスやワークショップなど、多種多様なイベント会場として機能するほか、災害時は支援物資の流通拠点としての役割を果たします。 「あすに向かって」と題されたホールの緞帳のモチーフは、阿讃山脈に育まれた豊かな自然と、施設を中心に広がる光の輪。市民みんなが輪になって、文化・交流を楽しみ“合える”、分かち“合える”。災害時には、支え“合える”、助け“合える”。そんな『合える輪』を築くための施設に ― ―。そんな市民の願いが込められた、阿波市の交流防災拠点です。
この納入事例をストック
一覧へ