一橋大学 西キャンパス 兼松講堂(リニューアル)

2015.12.28
学校講堂・多目的ホール

施設説明

1927年に創建されて以来、学生や国立市民に長く愛されて来た、一橋大学のシンボルである兼松講堂。2000年には、国の登録有形文化財にも選ばれています。

兼松講堂の改修工事は、施設内外部の経年劣化による大規模な修繕と補修のためスタートし、2004年3月に竣工。約80年に渡って培われてきた歴史深い雰囲気をそのままに、照明や音響、空調整備などの機能改善が実施されました。1,040席のイスには、座り心地を追求したクッションを装備。また、間口を広く取ることで、ゆったりと体を預けることができる快適なイスに生まれ変わっています。その一方で、脚部には鋳物を利用して1927年の創建当時のデザインを忠実に再現しました。

改修を経て、授業や講演会を始め、様々な交流の場としてより積極的に利用される兼松講堂。兼ねてより高い評価を得ていた美しい響きは改修後も変わることなく、ピアノやバイオリンを始めとしたクラシック音楽のコンサート会場としても人気を博しています。やがて迎える創建100年に向けて、兼松講堂はその伝統と歴史を刻み続けます。

居室データ

所在地
186-8601 東京都国立市中2-1 地図
施主
国立大学法人一橋大学
竣工
2004年3月
席数
1,040
新築
竣工時設計
改修設計
改修施工
関連リンク
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