長崎市科学館
プラネタリウム（2014年リニューアル）

2014年3月、17年ぶりのリニューアルを果たした長崎市科学館。直径23メートルのドーム内に、世界で最も多い1億4000万個もの星を映し出すことができるプラネタリウムは、様々な世界一を記録する団体からも「最も先進的なプラネタリウム」として認定されました。光学式プラネタリウム・CHIRONⅡ（ケイロンⅡ）と、全天周バーチャル映像システム・VIRTUARIUMⅡ（バーチャリウムⅡ）の組み合わせで、繊細且つ大迫力な映像が、星の世界へと誘います。
コトブキシーティングでは、234席を納入しました。映画館で人気を誇るゆったりとしたシネマ用のイスを基につくられた、特注イスです。背座のクッションで、長時間の鑑賞も快適に過ごすことができます。
今回のリニューアルでは、バリアフリーにも積極的に取り組んでいます。随所にスロープや手摺を設けた他、星を観察しやすい上段の座席には、車イス利用者も座れるようにリフトが設置されました。聴覚障害者用の補聴器を補助する磁気誘導ループも導入されています。また、ペアシートは、肘を収納することにより最大3人で座ることが可能。親子やカップルはもちろんのこと、介添者が必要な方でも気軽に足を運べるよう、工夫が凝らされています。
老若男女、幅広い年齢層の来場者が見込まれる長崎市科学館プラネタリウム。満点の星空と共に至福のひと時を味わえます。