「芸術による社会貢献を実践できる人材の養成」をミッションとして掲げている芸術学部パフォーミング・アーツ学科では、音楽・演劇・舞踊など芸術全般において、専門性の高い知識と実技・実践能力の向上を図りながら、多くの学生が芸術文化の創造リーダーをめざして、日々学んでいます。その学生たちのパフォーマンス(舞台創造)の場である「演劇スタジオ」の観客席が、2010年8月にリニューアルされました。
このスタジオでは、練習はもちろん様々な公演も行っています。公演によって配置を変えられるように、以前と同様に壁面に収納できる移動観覧席を導入。以前のタイプよりもイスの奥行きが広くなり、ベンチタイプの観覧席から一席一席が独立したイスの観覧席へグレードアップしました。舞台照明に映える真紅の張地のイスに一新し、華やかな演劇スタジオに生まれ変わりました。この演劇スタジオは、多角形というスタジオの形状を活かし、移動観覧席とスタッキングチェアの組み合わせで、多彩なレイアウトの空間演出が展開できます。また、照明や音響設備も本格的で、演じる側と見る側が一体となれる臨場感ある劇場です。練習時は観客席を収納して平土間で行い、公演時は舞台のまわりに観客席を設置するなど、多目的に利用されています。
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