豊かな自然環境に恵まれた登米圏域の文化活動の拠点である登米祝祭劇場の大ホールが、リニューアルオープンしました。 クールで落ち着いた印象のホールから、「祭り文化」の多い登米の地にふさわしい、賑わいとエネルギーが感じられるホールに一新されています。このホールのリニューアルがユニークな点は、エコの観点に即して行われたことです。 既存イスの脚はそのまま再利用。背・座・肘を新しくすることで、イスのデザインを変更しました。コンパクトだった背と座は、しっかりと身体を支える大きな背と立体的なクッションに変わり、座り心地が大幅に改善されました。 不要になった既存イスの背・座・肘は、通常は分別・廃棄されますが、15年間使用されたものの状態が良かったため、「ただ廃棄するにはもったいない、さまざまなアイディアで利用して欲しい」と、市が一般へ再利用の呼び掛けをしました。 その結果、古いイスはそれぞれのアイディアで生まれ変わり、市内の自動車学校や高校、個人宅などで活用されています。
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