東京都・八丈島八丈町では、2013年5月7日より新庁舎での業務がスタートしました。築50年が経過した旧庁舎に代わり、災害に強く住民が利用しやすい施設になるべく、多目的ホール併設の複合施設として建設された八丈町庁舎。コトブキシーティングでは、議場と多目的ホールへ納入しています。
多目的ホールの愛称は「おじゃれ」。八丈島の方言で「いらっしゃい」を意味します。1階席は可変劇場イスを含む可動席となっており、収納が可能。ホールの内装は八丈島で人気のダイビングからイメージされ、深海の洞窟がモチーフとなっています。
海に潜ったときに上がっていく気泡を表した特注の張地は、設計事務所と弊社テキスタイルデザイナーが打ち合わせを重ねて製作しました。水玉模様の織り柄に更に水玉模様の型押で立体感を加え、奥行き感と色の微妙な変化を生み出します。照明によって変わる表情も、非常に美しく幻想的です。
2013年8月からは一般市民への貸し出しもスタートする、多目的ホール「おじゃれ」。同じく8月の第3日曜日には、こけら落とし行事としてサマーコンサートも控えています。この夏、八丈島に新たな文化の風が吹きます。
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