コトブキシーティング株式会社

ホール・劇場・学校・スタジアム・映画館など、公共施設のイスやカプセルベットの製造・販売

学ぶ意欲集中力める講義室
固定式イス大学教室リニューアル

CASE STUDY
volume 014 / 2018.2.1

学生ひとりひとりが集中して授業に取り組める環境づくりに欠かすことができない、机とイス。様々なラインナップがある中、どんな製品を導入するか悩むことはありませんか? 今回ご紹介する事例は、リニューアルによって学生の満足度向上を図った大学教室です。「室温や騒音が気になって授業に集中できない」「席への出入りがしづらい」「隣の振動が気になる」「小さくて座り心地や使い勝手が悪い」……このようなお悩みは、適切な机・イスの導入で、解決に導くことができます。教育現場におけるコトブキシーティングのソリューション事例、固定式の机とイス編です。

01空調設備付き席が、広く大きな講義室を快適な空間へと導く

豊橋技術科学大学
A講義棟 A-101教室(リニューアル)

  • 豊橋技術科学大学 A講義棟 A-101教室
  • 豊橋技術科学大学 A講義棟 A-101教室
  • 豊橋技術科学大学 A講義棟 A-101教室

豊橋技術科学大学の大講義室、A-101教室は、大きな教室ならではの問題を抱えていました。ひとつ目は、席によって暑さ寒さに大きなムラが出ていたこと。もうひとつは、天井空調の音が響き、授業の妨げとなるとの意見が学生を中心とする利用者から多く寄せられていたこと。

これを解決したのが、空調設備付きの講義用机イス「MyAir(マイエア) S3シリーズ」でした。イスの背に空調の吹き出し口があり、気流は床からイスの脚の部分を通って室内を循環。着席時の姿勢の変化で気流の向きが変わる仕組みのため、ひとりひとりが個別に快適な温度へと調節ができます。吹き出し口が人体に近いことから、空気質の向上や効率的な運転を可能にしました。

イスの背座は、身体のラインに沿ったエルゴノミクスデザイン。背板内部にあるV字型に設計した空気の通り道が、吹き出し口から排出された冷気を左右に分岐させるため、背中直接首筋に冷風が当たることがありません。イス内部の給気経路がイスの背板自体を冷やすため、背もたれに体を預けることで、自然と背中の冷却効果が得られるつくりになっています。

2014年3月に総席数350席の内、329席が「MyAir(マイエア) S3シリーズ」となり、環境に優しく、質の高い学習環境へと生まれ変わりました。

02掛け人数を少なくした机と独立イスで、離着席しやすい大教室へ

朝日大学 6号館
6201講義室(リニューアル)

  • 朝日大学 6号館 6201講義室
  • 朝日大学 6号館 6201講義室
  • 朝日大学 6号館 6201講義室

朝日大学の入学式を終えた新入生が最初の講義を受ける場所が、6号館 6201講義室です。2017年4月、「保健医療学部 健康スポーツ科学科」の開設に伴い、この講義室のリニューアルが決まりました。

以前は1机あたりの掛け人数が6〜10人。また、後ろの机の幕板と背もたれが一体となったタイプでした。掛け人数が多いと、着席時に通路から席までの移動距離が長くなり、端の席から埋まった場合は空いている中央部までスムーズに辿り着けません。また、既に着席しているイスよりも奥へ移動したい場合、着席者が一旦立ち上がることでしか、通路スペースを確保することができません。

この課題を解決すべく、3〜4人掛けのSD-770シリーズを導入。イスタイプも席が1席ずつ独立したタイプへ変更しました。通路から席までの距離が縮まっただけでなく、着席したままイスを前に倒すことによって、イスと後ろの机との間に通行スペースを確保。また、隣や前後に座っている人の振動が気になりづらいメリットも。荷物用フックや、各席設置の電源により機能性もアップしました。

利用しやすい講義室は、学生の積極的な参加だけでなく、移動で生じる無駄な動きを省き円滑な授業の進行を実現します。

03体格に合わせた机イスによって生まれた、ゆとりあるスペース

大阪体育大学
講義室(リニューアル)

  • 大阪体育大学 講義室
  • 大阪体育大学 講義室
  • 大阪体育大学 講義室

大阪体育大学では、実技だけではなく健康科学や身体の仕組みなど座学の講義にも力を入れており、学生が授業に集中できる環境づくりを心がけています。体育大学らしく、筋肉質で体格が良い学生が多いため、ゆとりある快適なスペースづくりは大きな課題でした。

新たに導入が決まったのはSD-331シリーズ。座面が着席者の臀部〜腿にぴったりと接した状態で動くスイングアップ機構により、座を跳ね上げるタイプのスタンダードな製品と比べ、着席時の腿の周囲を広く取れます。そのため、従来製品と同じ前後ピッチのまま、ゆとりあるスペースが生みだし、机の天板も従来より一回り大きなタイプが導入できました。

また、座と背もたれが大きく広いため、学生の身体をしっかりと支えることが可能。座は、離席時にはさらにコンパクトに収納できます。座席と机の間を通り抜ける時は、イスを背もたれ側に押し込むことで通路をさらに広げることができ、固定タイプの席でも、通り抜けの際に融通が利く仕様になっています。

利便性の高い机イスも様々ありますが、大切なことは、その机やイスを使う学生に応じたタイプを見極め、空間全体を使いやすく創り変えること。ゆとりある背もたれと座によって、より学びに集中できる講義室になりました。