GLANSIT AKIHABARA

2017.12.26
カプセルホテル・仮眠室

施設説明

グランピング×トランジット、ゲストの都市活動として誕生した「GLANSIT AKIHABARA」

2017年10月、カプセルホテル「GLANSIT AKIHABARA」がオープンしました。場所は、秋葉原駅から徒歩3分。地下1階~地上10階建からなる、新築のホテルです。

施設名の「グランジット」は、快適な設備のもとで優雅に自然を満喫できる贅沢なキャンプ「グランピング」と、目的地に行く途中で立ち寄ること・中継することを示す「トランジット」を掛け合わせて生み出しました。日本全国そして世界から秋葉原に集う観光客の都市活動の拠点として、また旅の疲れを癒す憩いの空間として、注目を浴びています。

安らぎと温もりを感じるインテリアの中にも、都会らしさを散りばめて

空間デザインは、国内外で活躍するデザイナー森田恭通氏が代表を務めるGLAMOROUS co.,ltd. によって手掛けられました。

ホテル内には、旅の疲れと緊張を和らげるウッド・グリーンが、ふんだんに使われています。エントランスには瑞々しい草木・花々を連想させるアロマティックな香りも漂わせ、リラックス感を演出。ラウンジやベッドエリアはアースカラーを基調とし、随所に自然のマテリアルが散りばめられました。

一方で、細部にはエッジの効いた銅箔が用いられ、都会的で洗練された雰囲気も生み出しています。空間のつくりこみは男女エリア別のフリーラウンジ、女性専用のパウダーエリアまでも徹底しており、機能面はもちろん、ホスピタリティを重視した「おもてなし」の心溢れるインテリアが特徴です。

スタンダードからプライベートタイプまで充実したカプセルベッド

コトブキシーティングでは、カプセルベッド「SPACE D」シリーズを128床導入しました。レギュラータイプのカプセルベッドが並ぶ「スタンダードカプセル」と、サイドデスクを備えた個室タイプ「プライベートカプセル」「ツインカプセル」を展開しています。

スタンダードカプセルは、寝る時の身体の向きと垂直に出入り口を設置した「縦型」と、平行に出入り口を設置した「横型」の2種類です。いずれも24インチのテレビや電源コンセント、USBジャックを備えており、コンパクトながら必要なアイテムが揃った空間です。

個室タイプは、1人宿泊を前提としたビジネス利用に最適な「プライベートカプセル」と、家族や友人と滞在できる「ツインカプセル」の2種類です。プライベートカプセルは、横型カプセルベッドの出入り口を、上下段で左右交互に設けることによって、「部屋」に限りなく近い個室空間を創り出します。一方ツインカプセルは、上下段のベッドの出入り口を同じ方向に設けて、個室空間の2人利用を可能にしました。

どのカプセルベッドにも、「GLANSIT AKIHABARA」と東京西川が共同開発した、睡眠工学に基づく2層構造のオリジナルウレタンマットレスを導入。表面の多数の凸凹が効果的に体圧を分散するため、睡眠中に血行を妨げにくくする効果が期待できます。身体への負担を軽減するだけでなく、寝返りもスムーズにでき、リラックスした深い睡眠をサポートします。

利便性を追求し、多様なニーズに応えるGLANSIT AKIHABARA。カルチャーの発信地、東京・秋葉原で、いま注目のカプセルホテルです。

居室データ

所在地
101-0021 東京都千代田区外神田4-4-6 地図
施主
株式会社バグース
設計
株式会社萩原建築設計事務所
オープン
2017年1月
床数
128
インテリアデザイン
関連リンク
  • GLANSIT AKIHABARA(グランジット秋葉原) webサイト
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