工作機械の製造・販売を手掛けるヤマザキマザック。1919年の創業以来、複合加工機や長時間の無人運転を可能にする生産システム「FMS」など画期的な機器を数多く開発してきました。その活動は国内だけに留まらず、1974年に日本メーカーとして初めて米国での生産を始めて以降、世界各国で展開しています。
中国・四国地区のお客様をサポートする拠点として、2016年4月、瀬戸内テクノロジーセンタがオープンしました。大型の工作機械やレーザ加工機の展示をはじめ、中国・四国地区はもとより日本全国へトータルソリューションを提案する施設です。
ファサードのモチーフは、瀬戸内海のさざ波を思わせる「ゆらぎ」。施設東側の高速道路からの眺望を意識して、大きなサインボードとなるよう設計されました。
ショールーム内のホールに採用されたのは、コトブキシーティングの移動観覧席「ロールバックチェアースタンド」。過去に別のショールームでも導入され、イベントに応じて階段状の席を収納・展開できる実用的な点が評価を受けたことから、瀬戸内テクノロジーセンタへの設置が決まりました。
ホールでは社内会議のほか、外部セミナーやフォーラムを開催しています。パーテーションで空間を間仕切れば、後方は移動観覧席を客席にしたセミナー会場に、前方はウェルカムパーティーの会場に早変わり。移動観覧席の前にキャスターがついた可動式の机やイスを設置すれば、大規模な会議室にも変化します。
移動観覧席は手動式で、レバーを用いて誰でも簡単に収納・展開操作をすることができます。通路や段床には、ホールの床と同じカーペットを貼りました。座席の張地は、モノトーンの内装と合わせたシンプルな黒です。耐久性の高いメッシュ素材の張地は、通気性が良く、長時間座っても蒸れにくいことが特徴です。クッション性が高く体圧分散に優れ、長時間の着座における疲労感も軽減します。
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