徳島県医師会館
ホール

2016.10.24
会議研修室・コンベンションホール

施設説明

2016年春、新しくなった徳島県医師会館で業務がスタートしました。新会館は1・2階が駐車スペース、事務室や研修室、ホールなどの主な居室は3階以上に設けられています。和歌山県・徳島県・兵庫県淡路島に囲まれた海域の紀伊水道にも近いことから、津波被害時の防災活動拠点を意識した階層となりました。
コトブキシーティングでは、4階のホールに185席の固定席を納入しました。深いワインレッドカラーのイスの張地は、シンポジウムやセミナー開催にもふさわしい落ち着いた雰囲気を目指して選定されました。会議などの開催に備えて、全席に肘メモ台を設置。使用時以外は肘掛けに収納することによって、美しい装いを保つことを目指しています。同規模のホールで一般的なサイズの劇場タイプのイスと比較すると、背部分が高く、ゆったりと腰掛けることが可能。また、イスの座を従来の形と比較すると、膝裏に当たる部分の厚さが薄くなっていることが分かります。これによって、立ち上がる際に欠かすことができない脚を引く動作を、よりスムーズに行うことができるようになりました。徳島県医師会のこだわりが詰まった、快適さと機能性を実現したホールです。

居室データ

所在地
770-0847 徳島県徳島市幸町3-61 地図
施主
一般社団法人徳島県医師会
設計
株式会社石本建築事務所
竣工
2015年11月
席数
185
関連リンク
  • 徳島県医師会 webサイト