読売新聞東京本社の新しい社屋、読売新聞ビル。アクセスは、東京メトロなどの5線が利用可能で、大手町駅から直結。年始の箱根駅伝のスタート地点として有名な建物です。その4・5階に、「よみうり大手町ホール」が、春の訪れと共にオープンしました。
場内の壁のデザインコンセンプトは、読売新聞社に通じる「編集」を由来とした、「編む」。まるで編みこんだように広がる木調のブロックが、温かみを感じさせます。舞台上の音響反射板も、壁と同じく、美しい編み込みが施されています。取り外しが可能で、上演内容に合わせて残響が調整できることがホールの大きな特徴のひとつです。
客席は、501席。全席にメモ台または背テーブルが採用されています。背テーブル席にも、最前列のメモ台席にも、手元灯があります。講演会などで場内が暗くなっても、安心してメモを取ることが可能です。もちろん、メモ台席の明かりは取り外しが可能です。
3月28日のオープンには読売日本交響楽団のコンサートが、その翌々日には、重要無形文化財「雅楽」の特別公演も行われています。幅広い文化を編み行くホールの誕生です。
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